潔さの真骨頂
サカナバル恵比寿店は今年で8年目。
随分初期に恵比寿新聞でも取材させて頂き公私ともにお世話になっているのですがこのコロナウイルス感染拡大の影響は大きく試行錯誤の末、新たに「らーめん」という今までサカナバルが侵入したことのない領域に挑戦する。
みんな大好きコロナ禍以前は平日でも予約が取れずらい魚を中心としたカジュアルなバルで人気のお店「サカナバル」さんがこの緊急事態宣言を受け、一時的に「サマル」というラーメン店に業態変更する。
バル業態の経験を活かして
スープは元々フレンチベースの煮立たせない70~90度をキープし「コンソメ」を作るような作法で製作。これもバル業態を長年営んだ結果味の根幹になる元の美味しいスープが完成した。
実は今回のサマルのスープはダブルスープ。香りづけにポルチーニと生のイワシを水分量が無くなるまでグリルし旨味が凝縮したイワシをスープに使用しすべて無化学調味料で仕上げている香りとコクを演出している。
今までにないラーメン
麺にはサカナバルのバル業態らしくデュラム・セモリナ粉を配合したモチっと歯切れのよいストレート麺を特注で製麺している。スープは塩ベース。チャーシューとなるハムはローズマリーの香りがほのかに香る不思議なチャーシュー。スープは「これ?無化調!?」というほど驚きのパンチとコクがある。
もっとコクを出すためにフランス料理の万能調味料「タプナート」で独特のコクを演出。今までにない癖になる味わいと麺の食感が特徴。スープだけ残ればそのあとリゾット風にして食べる仕掛けもあり。これがまた面白いし美味しい。
ラーメンはもう一種類ある。
特製の練りウニを使用した特製の「ウニつけ麺」
ウニ好きにはたまらない濃厚な味とミルキーな舌ざわり。麺も中太麺(こちらは小麦100%)具材と共に味わうスタイル。
OPENは2月11日(木)11:30~20:00までアイドルタイムなしで続けて営業。ラーメン以外にも中華バルの要素をふんだんに盛り込んだサカナバルでは体験できなかった新しいテイストが楽しめる。昼からちょっと飲みたい方やランチでのラーメン利用・夜は晩ごはんにと新しく生まれ変わったexサカナバル「サマル」に注目
サマル
渋谷区恵比寿南1丁目18−12 竜王ビルII
03-6451-0166
営業時間 11:30~20:00
定休日 無休