恵比寿1丁目の洋食店「グラスオニオン」が22年の歴史に幕

シェア・送る

実は閉店前にお知らせしたかったのですがグラスオニオンのママから「閉店したあとにそっと書いて」というたっての要望がありまして今に至ります。

恵比寿1丁目にある老舗の洋食喫茶「グラスオニオン」さんが2024年1月31日。22年の歴史に幕を閉じました。とても残念でしたが最終日にこやかに笑いながらの閉店となりました。

この辺で働く皆さんの中にはグラスオニオンさんにお世話になった方も多いと思います。更に夜は地元の常連さんで賑わうそんなお店でした。グラスオニオンと言えばやはりマスターが手作りする「ハンバーグ」。美味しかったですね。

そして某俳優さんも足しげく通うほど美味しかった「ポークジンジャー」。昭和の洋食スタイルだけあってスープはお味噌汁に漬物はぬか漬けだったランチ。

そして夜はママが入れてくれる黒ラベルの生ビール。マスターが気の利いた酒の肴を出してくれて気づけば夜更けという日も沢山ありました。それにしてもママの肌は綺麗だな~。本当に「半分家」のようなお店でした。

もうこのカウンターから見る景色が見れないと思うと切なく寂しいですがマスターもママも第二の人生を応援したいです。「半分家」みたいなお店って本当に大事だなと思う。ただ美味しい料理を出してくれるお店は星の数ほどあるけど、家族のように接してくれて時には怒ってくれたり、励ましてくれたり、人間として付き合ってくれるお店が一つ無くなるのは本当に悲しい。

マスターとママから「みんな今までありがとう~」と伝言を授かってます。本当にお疲れさまでした。

シェア・送る