鳥取と恵比寿の食の文化交流「えびとり祭」素晴らしい会でした

2023.02.25

恵比寿新聞

編集長

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2月18日に開催された鳥取と恵比寿の食の文化交流「えびとり祭」が無事終了しました。沢山の方々に来ていただき鳥取の食の魅力・日本酒の魅力・恵比寿の料理人のご協力で楽しい会となりました。お越しくださった方々に厚く御礼申し上げます。

この話が始まったのは実は夏ごろ。コロナ禍で鳥取の食材の流通が落ち込んでいることを危惧し地元の為に共同購入システムを作った面谷さんからご連絡を頂いた時期と同じく昨年恵比寿新聞が鳥取大学で講義をした時に知り合った日本酒好きの井出綾香ちゃんとの再会でした。「鳥取のことをもっと知ってもらいたい」というお二人の想いを1つのイベントにするために準備を半年かけて行いました。

イベントはすべて鳥取大学地域学部の学生の皆さんと恵比寿の住民の皆さんで運営しました。食の文化交流もありますがこうして鳥取の子たちと恵比寿の住民のつながりが一番大切だからと感じてみんなで頑張りました＾＾

鳥取大学生は3～4年生のチームが前日東京入り。前日入りした夜は2時まで仕込み。朝10時から搬入搬出と非常にハードな現場でしたが皆さん一生懸命頑張って鳥取の食文化をつたえるために頑張りました。

地元恵比寿からは恵比寿じもと工務店チーム・ふくみみチーム・そして氷川神社の祭礼会「氷川睦」のめでたい皆さんが仕込みからお手伝い頂きました。何を隠そう今回鳥取の日本酒とペアリングのお店「小料理久原」さんは氷川睦の大事なメンバー。そりゃ～盛り上げなきゃいかんだろー！という事で氷川睦さんが参戦してくれたんです。

実はここはメインイベントでもある「鳥取の食材試食ブース」でして、鳥取県が日本一の漁獲高を誇る浜茹での「紅ズワイガニ」をコタツを囲んで鍋で食べようというブース。

ほら。こんな感じで来場者の皆さんがカニ鍋を楽しみ、気に入ったら共同購入できるという仕組みを作りました。だってこんな大きな紅ズワイガニが1匹2,200円でオンライン購入できるのだから超お得。かなりこのブースは賑わいました＾＾

OPENと同時に満員御礼

鳥取有数の蔵元のお酒と食の街恵比寿の料理人が作る料理とのペアリング。来場者の方々に話を聞いてみました。

「吉乃坐」考案の「菜の花と豆乳のムース」と千代むすび「しゅわっと空」のペアリングは「感動しておかわりしました」という人続出。

「ミズノトリ」考案の「ガリ餡子」と梅津酒造の「にごり」のペアリングは女性に評判で「これはかなり発明！」とおっしゃっていた方も。

「はなたれ」さんは村本さん自ら来ていただきお燗をつけてもらいました。久米桜酒造の「八郷」のお燗と蟹出汁の出汁巻き玉子の相性はすごかったですね。感動。

「きたぽん酒」考案の「自然栽培の大豆のフムス　燻製パプリカパウダー」が一番好きだったというお客さんや「日置桜　伝承強力」のお燗の旨さに感動するお客さんなど凄かった。

「小料理久原」に関しては大絶賛の嵐。ブースに人だかり、主催者呼んで！と「この久原さん今いますか？」の声も多数。結構凄い反響でございました。

お燗番は鳥取大学地域学部の子達がこの日の為にお燗の研究とお燗つけの練習からお酒の選定。当日の準備に奮闘してくれました。本当にみんなかわいい素敵な子達。これから就職の時期なんです。本当に頑張ってほしい。

鳥取和牛のサイコロステーキも会場で振舞われまして鳥取の食の魅力に舌鼓。
ご来場いただいた皆さん本当にありがとうございました。
チケットも販売数日でソウルドアウトしたイベント。「紅ズワイガニ食べたかった」や「今回行きたかったけどチケットが売切れだった」など沢山のお声を頂いておりますが、大丈夫です。実は3月4日まで恵比寿の人気店2店舗で鳥取県が誇る「紅ズワイガニ」と「鳥取牛」が楽しめる「えびとりフェア」を実施中。