恵比寿西の隠れ家的肉肉しい自然派ビストロ「アンコニュ」に行ってきた

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「天国に一番近い島」なんて旅を題材にした小説がありましたが、

こちら「代官山に一番近いビストロ」というわけで恵比寿西の以前取材した

空と麦と」のお近くにありますこちら「ビストロ アンコニュ」さん。

噂によると「肉肉しい」そして「自然派」な姿勢のハイブリッドビストロと

お聞きしていたので自然派と言えば恵比寿新聞。ナチュラルローソン大好き!的な

ちょっと勘違いネイチャー世代のスピリチャル野郎ですが行って参りました。

もう外観からして既に「ナチュラルナチュラルチュルルルル~」って鳥がさえずって

おりまして、自然を基調とした表の雰囲気は既に「農村に一番近いビストロ」的な

雰囲気さえします。いえ。きっとそうです。イタコのおばさんがそう言っていました。

閉店時間に取材させてもらっているのにほら「OPEN」ですよ!

もうこれは自然派に違いない。ここまでハードルを上げて自然派じゃなかったら

どうするんだよ!!恵比寿新聞!!という声が鳥のさえずりのように聞こえてきますが

ここは恵比寿西!場所でいうと恵比寿駅からケンタッキーの通りをずっと真っ直ぐ

代官山方面に上がって行く坂の途中を右に曲がればすぐそこなんですね(説明になってない)

それではお店の中に入ってみましょうか?

椅子の座るところが紫ですよ!!!

もうこれは絶対自然派でしかありえない!わかりますか?奥さん。紫と言えば「さつき」

「さつき」と言えば「みどり」!「みどり」と言えば自然派でしょ!!!!!!!!

いや~すごいな~やるな~。意識してますね~。カウンター8席にスタンディングテーブル

3つで合計14席ありますね。奥にも席があるそうなので行ってみましょう!!

オシャレなボックス席

シート席は4人掛け。無理すれば5人でも座れるかな?

ゆっくり座りながら自然派は料理をたべながら明日の地球について語らうもよし。

ちょっとした人数でも楽しめそうな席ですやん。

見えますねー。ここでお誕生日なんかやってる光景が。

この時点で恵比寿新聞一言もお店の方とお話していないんで詳しくお話を聞かせて

頂こうという事で。今回お話を伺ったのはこちらのシェフ小泉さんにお話を伺ってみました。

なるべく国産で自然派の物を

小泉さんの経歴がまず面白すぎるのでご紹介!!!

高校卒業後、何を想ったか新撰組の痕跡を探る旅にでるという歴女ならぬ歴男。

その後転々とし、何をまた思ったのかフランスへ一人旅。羊のシェーブルチーズを作る

修行をしたり、ワインの醸造の勉強をしたり、自然派の野菜を育てる勉強をしたりと

ブルターニュ地方を中心に色々と勉強されているという凄いバイタリティーの持ち主。

その旅で培った「非破壊的な農業」であったり、「ケミカルの入っていない食品」だったり

本来人間の環境に適した食品や料理をお店で提供したいという思いでお店をやってらっしゃる。

使うものはなるべく近い国産の物。添加物の入っていない食品。なるべく手作りでという

感じでこの店のシェフとして働いてらっしゃるわけです。すばらしいじゃないか!!!!

小泉シェフ
うちのウリは「お肉」と「国産ワイン」と「自然派ワイン」なんですね。料理に関してもこだわりを持ってできるだけ手作りで添加物の入っていないオーガニックなコンセプトでお出ししています。

恵比寿新聞
最近そういった意識のある方が恵比寿でも多くお店を出してらっしゃいますね。「わたりがらす」さんとか「空と麦と」さんや「マルゴデリ」さん。

小泉シェフ
実はお隣の空と麦とさんの縁で野菜を仕入れさせていただいていたり。周りの人たちに助けられています。そういえばわたりがらすのシェフも先日遊びに来てくださいましたよ^^

恵比寿新聞
あ!!あの変態ワインをものすごく進めるシェフの村上さんですね。毎度お世話になっていますよ。ところで今回お勧めの料理3品ほどお出ししていただいてもよろしいでしょうか?

小泉シェフ
もちろんです^^

という事で小泉シェフどんな料理出してくれるのかな~!?と楽しみ待っておりますと

見慣れない芋!?がありました。こちら「のぶ太郎」というレッドムーンという品種のじゃがいも。

主に九州で採れるじゃがいもだそうで水分量の多いじゃがいもだそうです。これも出るのか!?

料理に時間がかかるという事でまずはワインからご紹介頂きました。

国産と自然派にこだわったセレクト

左からマルク・テンペさんが作るアリアンスというビオワイン。バイオダイナミック農法で

作られたワイン。そしてお隣が山梨県の四恩醸造(しおん)のワイン。

そしてお隣も去年減産宣言を行った事で話題の小布施ワイナリー。この日本ワインブームの

最中に「減産することにより丁寧なワイン造りを心がける」という職人魂のワインです。

そのお隣は奥野田ビアンコ。甲州市収穫甲州種50%シャルドネ50%のやや辛口ワイン。

つづきましてこちらも面白い!フランスで活躍する醸造家大岡さんの作る自然派ワイン。

次々行きますよ!お次は北海道函館市にある野良蔵のワイン。エチケットかわゆす。

そして!変態ワインの王様と勝手に恵比寿新聞行っています「PATAPON」!!!

名物おじさんのクリスチャン・ショサールさんは2012年に亡くなったそうです。

でもこの味凄いんですよ。さすがアンコニュさん。おぉ!料理が出来てきたみたいです!

うぁ~豪華絢爛!!!

テラス席で撮影させてもらいました。この日の撮影は雨。綺麗な絵が撮れるか心配

だったんですが、そこは自然派!!やはり太陽が応援してくれました。行いが良い!

シャルキュトリの盛り合わせ

シャルキュトリとはフランス語で「加工品」を指すそうで、これほとんど小泉シェフお手製!

まずは国産豚を使用した生ハム!ヒノッキオを使用したサラミ!左手前がエゾシカのハム!

レバーの赤ワイン煮!ハツの炭火焼!!地鶏のハム!!そして自家製パテドカンパーニュ!!!

そして中央上にそびえたつのが「フォアグラのブリュレ」なのであります!!!!!!!!!

これだけ盛ってお値段なんと!!!!!!って言わない方が面白いなコレ。行って確かめて!

正直驚きますよ。なんと!!!2000円を

お天気が味方してくれたのは行いが良いからなんですよ!

どこかの女性雑誌に乗りそうなアングルからの~素晴らしいです(自画自賛)

さすがアンコニュさん。アンコの量が違います!!(ちがうか)

自家製パンの盛り合わせ

アンコニュさんでは自家製のパンも焼いてらっしゃるんですね。

でもあの緑のバター的な物はいったいなんだろうか・・・・・気になる。。。

そして真中のパンに練り込まれている物は・・・レポートは後程ですね。

水ナスとハモのほにゃらら

んー。この名前小泉さんに聞くの忘れましたwえーっとたぶん

「ハモと水ナスの冷製ハーモニー自然派」だったと思います!

そしてお次にいってみましょー!!!!

羊のナバラン

ナバランとは羊肉を炒めて野菜とトマトと煮込んだ料理だそうです!!

実は恵比寿新聞ここだけの話、羊の肉が苦手なんですね。。

ん~~~でもかなり美味しそうだな~。。。。。。

あの独特の臭み・・・・でもおいしそうだな~~。

小泉シェフによると羊のすね肉を使っているそうです。

という事で実食ターーイム!!!!!


まずはパテドカンパーニュから!!どの店もこのパテを食べれば良い店かどうか

一目瞭然なんですね!!ブ―――なお店は寝かしが甘くて、塩しょっぱいところもあるんです。

アンコニュさんのパテドカンパーニュは!?超!!おいしー!!!!ウルトラC!!!

豚の耳などのコリコリ感もあり、しっかりとした旨味もあってさすが小泉シェフ!

お次はフォアグラのブリュレを頂きましたがこちらも甘さがありうまい!!!!

パンも自家製なのでサクッと美味しい。まずはこのプレート頼むのがおススメです。

その他のエゾシカのハムやサラミその他国産豚の生ハムなどもGOOD!!お得です!!

気になっていた自家製パンの中に練り込まれているのは!??

ジンジャーテイストのスパイスジャムっぽい物が練り込まれていて

スパイシーで今までになかったうまさのパン。好き嫌いが別れると小泉シェフが

仰っていましたが全然そんな事なかった。むしろなぜか懐かしいお味。

そして気になる物体「緑のアレ!」

小泉シェフのお話によるとブルターニュ地方は海藻も有名で海藻を練り込んだバターなど

あり、もしかして青のりとか合うんじゃないか!と作ったのがこちらの青のりバター。

激ウマ新発見!!!

ん~磯の香りがぷ~んとして香ばしいパンに合います。コレおいしい!!!

そして食べる事に必死になりすぎてその他の写真を撮っていませんでしたが

ハモと水ナスの冷製ハーモニー(たぶんちがう)も旬の水ナスと旬のハモが

あいまって美味しかったって・・・ちょっと待って。ハモって骨キリしないと

食べれないはず!!!小泉シェフなんと日本食屋さんでも働いていたという・・

どこまでバイタリティーあるんだよ。。。

写真は無いんですが最後に食べた「羊のナバラン」

恐る恐る口に持って行ったんですが・・・・これが全然くさくなーい!!!

トマトと良く煮込まれたスジ肉がホロッとほぐれて柔らかくておいしい!!

奥にはクスクスも入っていて一緒に食べると尚おいしい!ほめ過ぎ?

お値段もリーズナブルでナイス!!国産ワインと自然派ワインで流し込む事

請け合い!ワインの種類は60~70種類。第三日曜日にはワイン会もやっているそうです。

またいいところ見つけちゃいました。軽く一杯飲んでから恵比寿の街に繰り出す

というような使い方もありな代官山に近い自然派肉肉しいビストロ。

このほかにも国産のイチボ肉を使った料理など肉好きには大満足でしょう。

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ビストロ アンコニュ
住所 東京都渋谷区恵比寿西2-10-8 ダイカンイースト 1F
電話 03-6427-8987
営業時間 
[月~金]  17:30~24:00 [土・日] 12:00~15:00
土曜営業 日曜営業

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