恵比寿南に位置する通称「恵比寿南 丘の上」
前回の取材でもお伝えしましたが最近この地区に
いい感じのお店が続々とOPENしているという情報をお伝えいたしました。
今回ご紹介するのはその「恵比寿南 丘の上」にあります
最近女性に大人気だと巷では噂の「森の机」さんに
お邪魔することになりました。なにやらこちらでは
恵比寿女子に大人気のとある鍋があるそうです。
ホント森みたい
素敵な壁画。お店の方のお話によるとなんと人気陶芸家の鹿児島睦さんの
作品だそうです。素敵ですね。「木が三本ないと森じゃない」という
事で三本の木を書かれたそうです。白と黒を基調にしたシンプルな
デザイン。それにしても木なりの素敵な店内です。
森を守るために伐採される「間伐材」
オーナーの遠山さんに店内の内装のお話を伺うと
意外なことがわかりました。実は遠山さんは
坂本龍一さんの舞台などの仕事を手掛ける方で
そんな坂本さんが代表を務める社団法人モアツリーズ
の活動の中で森を守るために切られる「間伐材」を
森の机さんのフローリング・カウンター・テーブルに
使用されている。「間伐材」とは人工林などを維持するため
人の手を入れながらメンテナンスする際に出る木だそうです。
森の机さんで使用している木は北海道下川町の白樺。
白樺だからとても良い匂いがするんですよ。
隠れ猫発見^^
お店の中に鹿児島睦さん直筆の猫ちゃんがいますので
是非皆さん探してみてくださいね。見つけた方はお店より
豪華な賞品がもらえません。残念でした。
さて、そろそろお料理の方を!今回は森の机の森シェフが
取材用に気合を入れて用意してくれました。
森の机の森シェフ!?
なんとお名前の由来なのですが実は森シェフは以前
外苑前で「机」という料理店を営んでらっしゃったそうで
移転後、「森の」がついたそうです。シェフの名前由来だったのか。
右の方が森シェフ。
さぁどんな料理が出てくるのか楽しみでございます。
厨房では既に調理が開始されていますねー。
まずはサラダから!森の机はお野菜豊富なメニューが多く
旬のものも沢山使用されている。今回サラダは3種類ご用意。
恵比寿新聞
おぉー!!真っ白なサラダですね。こちらには何が入っているんですか?
森シェフ
カリフラワー・ホワイトアスパラ・チコリ・新玉ねぎ・ホワイトマッジ・大根・カブ・さつま芋・レンコン・ヤングコーンですね。
恵比寿新聞
呪文のように9種類の野菜を応えて頂きありがとうございます。サラダのお名前は?
森シェフ
白いサラダです
恵比寿新聞
野菜の種類の大きさとは反対にどこまでも伸びていく直球のストレート的ネーミングですね。どんなソースがかかっているんですか?
森シェフ
白ビネガーとオリーブオイルのシンプルなソースですね。野菜も季節によって旬の物にしているんですよ。
恵比寿新聞
毎回旬の物に変えているんですね。それにしてもおいしそう!
森シェフ
女性は野菜が大好きでしょ?じゃあどんどん次のも出しますね。
恵比寿新聞
あっ。。まだ食べてない。。。
恵比寿新聞
もしやこれは・・・・・
森シェフ
緑のサラダです
恵比寿新聞
やっぱり・・・こちらにはどういうお野菜が?
森シェフ
キュウリ・アイスプラント・おかひじき・ブロッコリー・アスパラ・モロッコインゲン・おくら・スナップエンドウ・きぬさや・ワサビ菜・グリーンカール・・・・・
恵比寿新聞
もう呪文に聞こえてきました・・・・かなりの数の緑のお野菜が入っているんですね・・・こちらのソースは?
森シェフ
今回は人参と玉ねぎとオリーブオイルとハーブで作ったソースですね。
恵比寿新聞
シャキシャキっとしておいしそう!それでは!!
森シェフ
じゃあ次のサラダも出しちゃいますね!
恵比寿新聞
ヒィー。まだ食べてない・・・
恵比寿新聞
「赤のサラダ」ですよね。。
森シェフ
ですね。
恵比寿新聞
また呪文の方お願いします。
森シェフ
えー。トレビス・赤キャベツ・トマト・パプリカ・レッドアーリー・赤水菜・ビーツ・ラディッシュ・こうしん大根・ミックスベリー・人参ですね。
恵比寿新聞
整いました。こちらもソースを教えてください。
森シェフ
赤ワインビネガーとMIXベリーを掛け合わせたソースですね。
恵比寿新聞
色で選べるって言う感じがなんか新しいですね。
森シェフ
前菜としてみんなでワイワイ食べていただくスタイルですね。うちで取り扱う食材は「国産」。お酒も国産です。おすすめのお酒もお出ししますね。
恵比寿新聞
あーーー。。。サラダがぁ。。。
クーラーがめちゃかわいい
なんと!!ワインクーラーがめちゃくちゃ可愛い。
こちらもクリエイターさんの一点もの作品だそうです。
実際にお店でも売ってらっしゃるようで。これ欲しい!!
こちらは丹波のシャルドネ。そういえば「とりなご」でも
このシャルドネ頂いたなー。美味しかった記憶が。
森の机さんでは国産にこだわった食材・お酒が沢山。
入口に飾られたこちらはなんと果実酒
梅酒はもちろんのこと、桃やライチやカルピス味の果実酒まで。。
現在「森の机」さんではあまりポピュラーではないこの
果実酒の飲み比べセットもあるようですのでチェックしてみてね。
さぁ恵比寿新聞が一番驚いた果実酒がこちら。
トマト酒
少し飲ませて頂いたのですがまさに「トマト」
あたりまえか・・・いやはやこの味かなりアリです。
そして次に気になったのは!!!!
ノンアルコール梅酒
既にお酒じゃないという突っ込みどころが気になりました。
こちらも頂いてみましたがまさに「梅酒」!!
しかもノンアルコールでちょっとほろ酔い気分が味わえます。
これって何現象って言うんだっけ?飲んでないのに飲んだ気になるの。
充実の国産ワイン
やはりクラフトビールと同じ波長で国産ワインが来ているのでしょうか?
とにかく「森の机」さんのワインはすべてが国産。国産にこだわってます。
なんかその「国産」にこだわる姿勢がまっすぐで気持ち良いですよね。
おぉ!!料理が出てきましたよ!!
岩中豚のヒレカツ
恵比寿新聞
いわちゅう?ピカチューっぽい名前だな。。。
森シェフ
岩手の豚なんですよ。岩手中央を略して「岩中」だそうです。脂身もスッキリして他の豚よりビタミンの多い非常にヘルシーでお値段も高価な豚ですね。
恵比寿新聞
へぇー。岩中豚か。覚えておきます。それにしてもおいしそう。
※後で調べたんですが岩中豚は赤肉中のビタミンE含量が一般品より3倍多いSPFポークさんらしい。
森シェフ
食べてみます?
恵比寿新聞
その言葉を待っていたんです!!!
なみだの実食
その「食べてみます?」の声を恵比寿新聞は待っていたんですよ。
だって食べないとレポートできないじゃないですかー!!!!
頂いてみましたが驚くほどの柔らかさ。そして臭みが全くない。
いわゆるSPFポークの特徴ドンズバなのですが何もつけずに食べても何故か甘い。
そしてソースが曲者。「市販のソースを混ぜただけですよ^^」って
森さんは言うけどかなり「塩梅良すぎ」なお味。うまいっすー!!
連続揚げ物登場。。
恵比寿新聞
まさかの連続で揚げ物が登場って「森の机」さんの良さって「ヘルシー」だと思ってたけど。。
森シェフ
まぁいわゆる定番メニューですね。
恵比寿新聞
でも気取っていない素朴な感じも女子受けするんでしょうね。頂いてもいいですか??
森シェフ
どうぞ。
恵比寿新聞
やった!では。ムシャ。ん!?ジュワ。凄いジューシー・・・しかも味がしっかりとついている・・・衣?ん???
森シェフ
うちは衣に味付けしているんじゃなくて肉自体に味付けして1日寝かしているんですよ。
恵比寿新聞
へぇ~。普通は衣に味がついている所多いですよね。しかも物凄くジューシー。
森シェフ
基本二度揚げしているんですよ。まずはカラッと揚げてそのあとゆっくり余熱で火を通す。するとジューシーに揚がるんです。
恵比寿新聞
なるほど~定番の意味が納得できました。これはうまいわ。。まず来たら頼まないといけないメニューですね。
森シェフ
じゃあそろそろメインをお出ししても良いですか?
恵比寿新聞
お願いします!!!
うぁ・・・・
恵比寿新聞
おいしそう・・・しかし真っ赤ですね・・・これは・・・
森シェフ
火鍋ですね。
恵比寿新聞
火鍋???
火鍋とは
中国ではポピュラーな鍋(フゥオグゥオと中国では呼ぶ)起源は内モンゴルと四川と両方の説があるそうです。基本唐辛子や山椒など様々なスパイスを用いられるくる鍋。本国ではしゃぶしゃぶとして薄い羊肉や豚肉で食べることが多い。とても辛い。
恵比寿新聞
おぉ~!!!!!!すごいスパイスの香りが・・・・
森シェフ
この中には陳皮・ナツメ・花椒・良姜・草果・月桂樹・桂皮・龍眼肉・ウイキョウ・四川唐辛子・クコ・チョウジ・ワイサン・クチナシ・八角が入っているんですよ。
恵比寿新聞
っていうか、漢方鍋じゃないですか?凄いデトックス効果がありそう・・・・
てんこ盛り野菜
恵比寿新聞
な・・・なんちゅう・・・野菜のてんこ盛り・・・しかもキノコたっぷりじゃないですか?
森シェフ
キノコから良いダシが出ますからね。
恵比寿新聞
女子が好きそうな・・・しかもこれからクーラーの季節になるから冷え性の女性たちには人気になるでしょうね。暑いけど火鍋で汗かきながらいただくなんて。ビールがうまそう。
森シェフ
元々うちの人気は「みぞれ鍋」と言って山芋をすりおろした鍋が人気なんですが、裏で人気なのはこの火鍋ですね。デトックス効果抜群です。
恵比寿新聞
ここで再び登場の「ピカチュウ豚」ですよね^^
森シェフ
いわちゅうですね。岩中豚。
恵比寿新聞
よーし!!!!!頂くぞー!!!!!!
森シェフ
じつは・・・言いずらいんだけど。これ撮影用だからまだ味付けしてなくて・・・これ撮影用だからまだ味付けしてなくて・・・これ撮影用だからまだ味付けしてなくて・・・これ撮影用だからまだ味付けしてなくて・・・
( ゚Д゚)え・・・
聞き間違いかもしれないのでもう一度森さんに聞いてみたら
森シェフ
まだ味付けしてなくて今日は用意できない・・・・
( ゚Д゚)うぇ?
後日
姉さん。俺です。気づいたころには俺・・・お店の前でした。
あの日森さんが「いや~撮影だけだから全く味付けしてなかったんだよね~ハハハ」
ってあの「悪魔の寸止め」以来、毎日夢に「火鍋」が登場するんだよ。姉さん。
気づいたら・・・・カウンターに座ってたんだ・・・・俺大丈夫だよね・・・
すると隣の人が無言でうつむき加減な私に気を使ってか
ノンアルコール梅酒を注いでくれるじゃないですか。
「あぁ・・・どうもありがとうございます。。」
って
でた。コイニー大島
恵比寿新聞
なんでいるの?
コイニー大島
いや~奇遇ですね。恵比寿新聞さん。
恵比寿新聞
で?なんでいるの?
コイニー大島
おや。僕がここで食事を楽しんでいるのが悪いとでも?
恵比寿新聞
またかよ・・・・
この人はコイニーというスマホ決済企業の大島という人間。
度々恵比寿新聞に登場していますが多分ただの出たがりです。
恵比寿新聞
じゃあ一緒にご飯食べますか。
コイニー大島
うん!
という事でコイニー大島君と一緒に食事することに。
目指すは「火鍋」なのですが、森の机さんご自慢の旬の料理を。
まず出てきたのはトウモロコシと新玉ねぎのかき揚げ。
これがまじでうまい!トウモロコシの甘みと新玉ねぎの甘みが
最高の逸品。これビールにあうわー。
森シェフ
あっ。ビールに合うんだったらとっておきの物がありますよ。
コイニー大島
え!?たべたい!たべたい!
恵比寿新聞
お前が言うな。。
生姜の豚まき
コイニー大島
恵比寿新聞さん!僕にも食レポやらせてください!!
恵比寿新聞
今回は宣伝なしだったらやらせてあげてもいいけど・・・・
コイニー大島
宣伝しません!決済手数料3.24%とか言いませんから!!
恵比寿新聞
全く信用できないけど・・・どうぞ・・・
コイニー大島
それではまず~ビールに最高に合う「生姜の豚まき」を食べまして~(サクっ)
コイニー大島
そしてうす張グラスに注がれたエビスビールを一気に流し込む!!!(ゴクっ)
ガクン・・
恵比寿新聞
どうした!?大島君!?
コイニー大島
ピスタチオですっ(o=o)
恵比寿新聞
もう意味不明・・・・
恵比寿新聞が新生姜を豚肉で巻き揚げた逸品なんですが
口に入れれば豚肉の甘みと共にあとから生姜のフレッシュな
酸味が来てその口でビールを流し込むとヘヴン状態。
これはめっちゃくちゃうまい!
そしてついにその時が訪れたのです。
火鍋降臨
この日を何度待ちわびたことか。
あの日森シェフは撮影だけと思っていて実食が無いと思い
食べれなかったあの「悪魔の寸止め」的仕打ち。
そこを乗り越えてやっと頂けるこの喜び。
「きっと森シェフはこの事を悟っていたのだろう」と。
今回は1人~2人前の小さな小鍋で登場。
それでは頂いてみたいと思います
口に入れた瞬間この世のものと思えないような「香ばしさ」が・・・
ナッツを砕いたような非常に香ばしくそれでいてスパイシーで
後から四川唐辛子の辛さが怒号のように押し寄せてきます。
そしてあとからキノコの芳醇な香りと豚肉の優しい脂の甘みが来て
尋常でないうまさ
そこにまた、「ごまペースト」を入れれば・・・・・
ナッツ・クルミの様なコクと香ばしさがさらに増します。
今まで食べた火鍋の中でここまで複雑な味で香ばしいのは初。
これはまじでヤバい
体の中から温かくなってきて花椒の効果でしょうか。
さっぱりとした涼しさも訪れます。薬膳鍋の掌の上で
遊ばされているかのごとく効能が気持ち良すぎ・・・・・
こわい・・・森シェフの「予測された味づくり」が怖い・・・
森シェフ
うまいでしょ~?
恵比寿新聞
いや・・・焦らされて逆に良かったかも・・・・
いや~今回も凄い物食べちゃったって感じです。
お話によると森シェフ、外苑前で「机」ってお店やってらっしゃると
お話しましたが、じつは、この店、鍋専門店でした。
やー。やられたー。といった感想です。すごいわ。ここのお料理。
是非皆さんも火鍋食べてみてください。恵比寿新聞太鼓判です。
あ!サラダ食べるの忘れてた!!
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森の机
東京都渋谷区恵比寿南1-18-9 TimeZoneヒルトップビル3F
03-3710-8383
営業時間 18:00~23:00(日曜日・祝日休み)