さて、第二回目となりました「恵比寿ベンチャー潜入紀行」
今恵比寿は空前のベンチャーお引越し作戦が始まっていまして
素晴らしいソリューションを恵比寿から日夜日本全国そして世界に発信しています。
前回のコイニーさんに続いての第二回目は、WEBに一行タグをつける
だけでそのWEBサイトを多言語化してくれるという今話題のWOVNさん
にお邪魔してきました。場所は恵比寿3丁目の交差点付近です。
なんて読むんだ・・・WOVN
ウォーヴェン?ウーボン?ウォボン?コボォン。なんちゃって。
とにかくすごいじゃないですか?今までWEBサイトを英語や中国語その他の
多言語化するためには結構な費用が掛かるわけで。コーポレートサイトでも
15万円~という物もある中WOVNはなんと「無料」で多言語化できる。
しかも、WEBにちょっとタグを挿入するだけでできてしまうというのだから
驚きじゃないですか?そんなWOVNのCEOの林さんとCO-FOUNDERのJEFFさんに
お話を伺ってみました。と言いたいところですが・・・・・
なにこれ?キャンプ用品店?(笑)
恵比寿新聞
ちょwなんですか?この会議室(笑)キャンプでも始めるつもりですか?
林さん
いや、そういう訳じゃないんですけどね。
恵比寿新聞
あ~。わかったぞ~。WOVNの皆さんは実はアウトドア派なんじゃないですか?よくキャンプに行くとか?
林さん
いや・・・行かないですね。
JEFFさん
でもさ。考えてみたらキャンプの道具もあるし簡単に行けるよね!
林さん
そうだね!イケるね!
JEFFさん
いいねー!いこういこう!
なにこの空気(笑)
という事で仲の良いお二人なんですがWOVNさんは3人で運営している
ベンチャーさんなのですが、とにかく前談でも気になっていたWOVNって
どうやって読むのかその話から伺ってみたいと思います。
恵比寿新聞
所でWOVNってどう呼べばいいんですか?
林さん
ウォーブンですかね。いや、ウーブンかな。とにかく英語の発音でも難しいみたいでどっちでも良い感じです。
恵比寿新聞
ウォーブンですかね。JEFFさんどうなんですか?
JEFFさん
WOVN(めちゃくちゃ流暢な発音)ですね。
恵比寿新聞
。。。。了解です。しかしこのサービス素晴らしいですね。今後日本にはオリンピックもありたくさんの海外からのお客さんが来るからこういうサービスは本当に助かるなと。
林さん
ありがとうございます。
恵比寿新聞
実際になぜこのサービスを始めようと思ったんですか?
林さん
実は僕が英語のサイトを見るのって本当に面倒だと思ったんですよね。母国語じゃないし。
恵比寿新聞
ん?え?あれ。こんなサービスをやっている林さん英語話せるんじゃないんですか?
林さん
え?僕英語話せないですよ。全然だめですよ。
恵比寿新聞
(笑)
林さん
で、「簡単に発信者側から多言語化できないかな」と思い立って作ったという感じです。
恵比寿新聞
でも対訳サービスなどあると思うのですが。
林さん
発信者側が多言語化するサービスって少ないんですよ。しかも簡単に。
恵比寿新聞
確かに。実は我々の運営している地域密着新聞ネットワークの地域新聞でも海外の方が多い地域で「多言語化したい」という依頼があって。多言語化するにはそれなりに時間と労力とお金がかかるからちょっと考え中という状態で。実は恵比寿新聞も海外からのアクセスが9%あるんですね。
※実際の恵比寿新聞の区部別アクセス
林さん
そうなんですね。その分うちは非常に簡単で多分どこのサービスよりも使い勝手が良いと思います。
恵比寿新聞
実際にどれぐらい簡単なのか見せてもらって良いですか?
林さん
もちろんです。
林さん
まずは簡単な登録を済ませてください。登録はもちろん無料です。
恵比寿新聞
ほいほい!
林さん
その後自分のサイトのURLを登録してください。
恵比寿新聞
ほいほい!
林さん
その後コードスニペットというボタンが右上にあるので押して行けばコードがありますのでコピーしてください。
恵比寿新聞
ほいほい!
林さん
そして、WEBサイトのページのヘッダーに1行コードを挿入してください。
恵比寿新聞
ほいほい!
林さん
あとは公開するだけです。
恵比寿新聞
ほいほい! えーーー!!!????なにこれだけ???
林さん
もちろん細かくカスタマイズもできるので、どの国の言語を選ぶかとか。自動対訳するのか?その対訳が変じゃないかチェックをして自分でも書けたり。
恵比寿新聞
なんかすごい。。感覚的にできる感じですね。でもロボットの対訳って変なときありますよね?
林さん
最近は非常に優れていますがやはりどうしてもおかしい部分はありますね。そういう場合は自分でその訳をなおせます。
恵比寿新聞
そもそも英語がわからなくて使っているから何が間違っているのかも分からない。。。
林さん
そういう場合は1文字3円でプロにお願いできるボタンもあります。
至れり尽くせり
恵比寿新聞
簡単すぎてこわい(笑)そうだ!あと何か国語に対応しているんですか?
林さん
現在24か国語ですね。ほぼ言語は網羅していると思います。
恵比寿新聞
うぁ。本当だ。英語やフランス語。その他にもタイ・ベトナム・インドネシア・中国・韓国・アラビア語・ロシア語。。殆ど網羅されていますね。でも今全部無料でやっていると思うのですがどこで収入があるんですか?
林さん
現在はベンチャーキャピタルから出資していただいているので今後「高機能版」を出してマネタイズしていく予定です。
恵比寿新聞
さっそく恵比寿新聞にも導入してみようかと思います。
そのころ相棒のJEFFさんは・・・・・・
読書っすか(笑)
特に恵比寿の会社潜入をしていて思うのですが皆さん仕事のスタイルが自由。
林さんによるとこのキャンプ用品をなぜ選んだかというと
「軽い」「安い」「丈夫」だから選んだそうです。選び方も利にかなってるなー。
でもこのテントはなぜあるんだろう。。。JEFFさんに聞いてみると
雨風しのげるから!
と室内なのになぜ雨風しのぐ必要があるのか謎ですがそういう答えが返ってきました。
そういえば肝心な事を聞くのを忘れていました。WOVNさんはどうして恵比寿を選んだのか。
林さん
渋谷や六本木ってとてもスタートアップしている所が多いんですよね。ちょっと、ぎらぎらしているというか。しかし渋谷からちょっと離れた大人の街恵比寿のほうがギラギラしてなくて自分たちにはあっているなと思ったのと。JEFFも僕もこの辺が家なんですね。だからこの辺にしたというところは大きいですね。
なるほどですね。最近恵比寿の企業やベンチャーの方と交流することの多い恵比寿新聞。
「なぜ恵比寿に?」という質問はほとんどが「渋谷」や「六本木」を比較して
「少し落ち着いた」「大人の街」だからという部分が大きく作用していると思う。
人の隙間や感覚。その他この町独特の「山手の下町 感」が丁度よいんだろうな。
という事で2020年のオリンピックだけにとどまらず今後多言語化グローバル化していく
日本を背負って恵比寿から世界へ発信し続けるWOVNさんに期待です!!!!!