文：パパマママルシェ運営事務局
2019年11月24日（日）に、渋谷papamamaマルシェが恵比寿エリアで開催されました。
渋谷papamamaマルシェは、孤立しがちな0歳から3歳の子どものいるご家庭と子育て支援団体や先輩パパママがつながる場をつくりたい、そんな想いで2016年に立ち上がったイベントです。
イベントのテーマは、こそだて・わたしそだて・まちそだて。子育てを楽しむ中で、親である私たち自身も育つ、私たちが育つことによって街全体も育つといったコンセプトで企画されています。渋谷区で活動する子育て支援団体や区の子育て支援事業の集うブースや、親子で楽しめる出張プレーパークなどの遊び場、先輩パパママとつながりを作ることのできる予約制のワークショップを実施しています。2019年で4回目を迎え、育児中のパパママや、出産や子育てに興味・関心のある社会人や学生ボランティアにより運営されています。
今回は、渋谷区恵比寿に本社のあるサッポロホールディングス株式会社およびサッポロ不動産開発会社の協力により、恵比寿・広尾エリアの住民にとってはお馴染みの恵比寿ガーデンプレイスでの開催となりました。2019年実行委員長は恵比寿、広尾エリアで子育ての支援活動（恵比寿・広尾エリアを中心とした乳幼児からの子育てコミュニティ「エビママ！時々、パパ。」）を行っている山田博美さんが就任、地域に根差したイベントが実現しました。
当日は午前中に雨が降っており、子育て世帯が移動するには困難な天気でしたが、427名の家族が来場し、大盛況でした。会場を盛り上げたのは、渋谷区で活動中の約30近くの子育て支援団体です。渋谷区で2019年5月からスタートした産前からの子育て支援を強化する「渋谷区版ネウボラ」事業の要である保健所や渋谷区子育て支援センターのブースで子育て相談が出来たり、渋谷区助産師会のブースでは乳幼児のいる家庭向けの防災に関する実践的な取り組みについて、保護者たちが学んでいました。また、渋谷区の図書館スタッフが出張し、絵本の読み聞かせを行うブースもありました。区の子育て支援事業と身近に接点が持てるのも、渋谷papamamaマルシェの特徴です。
子ども向けの工作やお絵描き教室などのミニワークショップや人形劇、出張プレーパークやどこでも運動場プロジェクトなどの親子で楽しめる企画では子どもたちの笑顔と歓声で溢れていました。
予約制のワークショップ会場では、親子で楽しむ「脳育ふれあいあそび」教室・産後のバランスボール・セルフケアプチ体験・「はたらく×子育て」を考えるワークショップが開催され、いずれの会も満席で多くの親子で賑わいました。
イベント中盤に企画されていた長谷部区長・サッポロホールディングス株式会社人事部の美野さん、実行委員長の山田さんとの3者対談では、区長より恵比寿エリアで常設のプレーパークの計画があることについても話があり、会場内が期待に包まれました。
来場者にはリニューアルした「渋谷子育てmap（※）」を配布。現在、このマップは渋谷区内の子育て支援センターや複数の区の施設で配布されています。
※渋谷区で乳幼児を育てるご家庭向けに配付しています。渋谷区在住のパパ・ママの口コミを元にしたおすすめ子連れスポットや施設の情報、子育て支援団体の情報が網羅されたマップ。
【来場者からの感想】
・心強い味方がいる、安心して出産に臨める方法があるんだ！と初めて知りました。トレーナーの方が素敵でした。
・おじいちゃんやおばあちゃんへのクリスマスカードにぴったりの手形アート！かわいかった。
・絵本に合わせて一緒に動いたり、見てるだけでしたが、楽しそうでしたー！
・室内のプレーパークでしたが、とても楽しんでいました。
今後のイベントや活動の詳細については、各種SNS（Facebook、Twitter、Instagram／＃渋谷papamamaマルシェ で検索）で発信予定です。
当日出展した恵比寿地区の団体の今後の活動についても、下記紹介。
■恵比寿じもと食堂
https://www.facebook.com/jimotoshokudo/
毎月第2・第4水曜日16時～19時に子育てシェア食堂を開催。
場所：景丘の家
■エビママ！時々パパ。
https://ameblo.jp/ebimamapapa/entry-12562499922.html
1月23日(木)17時～19時 シェアディナー＠景丘の家
■景丘の家
https://kageoka.com/
アートスクール、子ども食堂を開催。
■認定NPO法人マドレボニータ
恵比寿教室 月1回(不定期)
https://yumiko-takamura.amebaownd.com/pages/1664868/menu
（50音順・順不同）
