このアイデアはなかった。シールを使った面白い夜景アート@恵比寿OVER THE BORDER

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突然ですが問題です。

これ何にみえますか?見たところただのシールですよね。

もうちょっと引いてみますね。

んじゃあヒント

 

「恵比寿からも見えます」

 

 

さて、なんでしょうか!?

 

 

正解は?

 

 

 

 

 

東京タワーでした!!

これ凄いですよね。というかこういうアイデアは今までなかったと驚きの発想。

という事で今回は恵比寿南のピーコックストア(旧松坂屋)の向かいにあります。

知る人ぞ知るギャラリー「OVER THE BORDER」で行われている

大村雪乃展 “Perfect Midnight”に来てみました。

まずはこの個展を開かれている大村雪乃さんのご紹介。

大村雪乃
美術家 主に市販されている丸いシールのみで夜景を描く絵画を制作する。 『遠くからみると夜景にしか見えないが、近づくとシールで描かれている』という目の錯覚を利用することで、安価な素材で豪華な風景を描くという金銭価値のギャップや大量消費社会への警鐘を表現している。老若男女問わず多くの人から支持を頂きテレビ、雑誌、新聞、書籍など多くのメディアにて活動中

確かに近くで見るとただのシールなんだけど。

遠くから見るとほら。そこは横浜みなとみらい。

しかもシールで作られているというなんかチープさと描かれている表現が凄いギャップ。

見るとすごく不思議な感覚に陥ります。いや何度も言うけどこのアイデアは凄い。

通常大村さんの作品はこのようにゴージャスできらびやかな物が多いそうですが、

今回のover the borderでの展示はこのようなゴージャスという部分から

1歩引いた作品の展示をしているそうです。

このようにいつもの大村さんの作品は大きくて膨大な時間と繊細な作業と作業量の多さが

感動を呼ぶ事が多いのですが今回の展示はあえて「単純なコンセプトの面白さ」を

楽しんでもらいたい展示だという事です。では見てみましょう。恵比寿新聞が

一番感動した作品はこちら

一瞬「え?」ってなったと思いますがよく見てください。

目をぼかせばそこはみなもに映る小さな夜景が見えてくると思います。

この作品名は「Tahiti」という作品。きっとこのみなもはタヒチの海なんでしょうね。

ここまで極限にシンプルにしても伝わるって凄いですね。

是非間近で見ることをお勧めいたします。

その他にも大村さんの作品づくりを体験できるキットも販売していました。

こちらがそのアートキットの完成品です。

なんと756円!この金額で大村さんの作品を自分で作れるというアートキット。

大村雪乃展 “Perfect Midnight”は今月2月22日まで!!!!!

ぜひ足を運んでみてください!

それではこの展示を行っているギャラリーのご紹介を。旧松坂屋の向かいにあります

ビルの4階にこちら「OVER THE BORDER」さんがあります。通所「井上ビル」。

雑居感が昭和なビルですがエレベーターを降りれば「おぉ~」となります。

元々は清澄白河のアートコンプレックスの中にあったそうですが、

去年さんが3月よりこちら恵比寿に移転してこられたそうです。

そんなOVER THE BORDERの看板娘の柴田さんにお話を伺ってみました。

凄いアヒルぐちのアラレちゃんだなー(笑)

柴田さんによるとこのギャラリーはデザイン会社のステッチさんの「Art LAB」という

プロジェクトだそうでギャラリー運営・作品販売・情報発信・旅行業という4つの分野で

活動されてい・・・ん!?旅行業?なにそれ!?

Art LABのプロジェクトの一つでもある旅行部門「cultra(カルトラ)」。

「cultra(カルトラ)」とは、アート、写真、音楽、ダンス、建築など、様々な

分野の一流の人と一緒に行くプレミアム体験型ツアーだそうです。凄いね。

脱線してしまいましたがここ「OVER THE BORDER」もそんなArt LABの

プロジェクトの一つだそうです。なるほどなるほど。

こちらOVER THE BORDERではなんとお茶やお酒そして簡単な食事も楽しめるそうです。

丁度柴田さんが美味しいコーヒーを入れてくれました。

今後面白い展示が目白押しだそうです。

是非アートに興味のある方は足を運んでみては?

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OVER THE BORDER
東京都渋谷区恵比寿南1‐3‐6 CIビル 4F
03-6303-1514
12:00-20:00 / 月曜定休

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