4月23日から40日間開催される「ヱビスビールに合う逸品グランプリ」。今年は過去最多の93店舗が我が町から生まれたビール「ヱビスビール」の味わいに恵比寿の料理人が料理をペアリング。
イベント開催期間中93店舗の参加店をハシゴ酒できるのがこのイベントの醍醐味なのですが効率よくかつ楽しく回る方法を今日から毎日1コースづつ恵比寿新聞が記事でご紹介。
第4回目のタイトルは「立ち飲みハシゴ酒(東編)」です。
「立ち飲み」とは字のごとく「立ってお酒を飲む行為」を指します。起源は江戸時代。酒屋の店頭で酒を飲ませたのが最初だと言われています。「サクッと飲んでサクッと移動」長居しないのが「立ち飲み」の醍醐味。ヱビスビールに合う逸品グランプリの醍醐味にも似ていますね。今回は逸品グランプリで立ち飲みできるお店をご紹介します。
🏠1軒目:BARHARA
代官山駅東口を出て歩いて20秒の場所にある「バルハラ」さん。今年で12年目の老舗スタンディングバーのお店。
「スタンディングバー」の醍醐味は「ちょっと一杯飲んできたいな~」と一人で気軽に行けて、更に飲んでいたら隣に人と仲良くなって友達が増える流れってありますよね。バルハラさんも店主の原さんのお人柄のせいか常連さんが多いお店でとてもフレンドリー。そして気の利いたおつまみも豊富。
🥄シラスとブロッコリーのアヒージョ
しかもバルハラのビールが旨いんですよ。逸品グランプリあるあるなのですが、オフィシャルガイドブック片手にはしご酒していると隣の席の人もオフィシャルガイドブックを持っていて「あ!回られているんですか?」と声をかけて行ったお店など情報交換しているうちに「じゃあ一緒に回りますか!」と仲間が増えていくという現象。結構あります^^
さて、お次のお店はこちら⇩
🏠2軒目:呑喰らい
代官山から恵比寿に下って行った恵比寿西の線路沿いにあります立ち飲み屋「呑喰らい(ドンクライ)」さん。恵比寿生まれ恵比寿育ちの翔さんが切り盛りするお店。
立ち飲みって結構重要なポイントは「カウンターの高さ」なんですよね。呑喰らいのカウンターの高さは少し高めでそれが丁度良いんですよ。2022年12月にオープンしてから瞬く間に恵比寿の夜の住民から支持されるようになったのも翔さんが作る気の利いた料理があるから。是非ここに来たら食べてもらいたいのが「焼うどん」。
多分これだけ食べて帰る人がいるんじゃないかなと思う程の魔性の味でございまして、あまり話すとネタバレになってしまうので割愛しますが、まぁ食べてみてください。なかなか発明的な焼うどんで癖になっている人続出の逸品。これが今回の逸品グランプリの出品料理ではございません(笑)。逸品グランプリはヱビスビールにペアリングするイベント。今回呑喰らいさん逸品セットはこちら。
🥄タンドリーフライドチキン
翔さん力作の逸品。独自に仕入れたスパイスにマリネした鶏肉を一気に揚げたスパイシーなフライドチキン。今回ペアリングするビール「ヱビスジューシーエール」は醸造の過程でグレープフルーツ果汁を入れているのでほんのり果実感があるエールビール。辛さの引き立ったスパイシーなチキンの熱を取り除くようにジューシーエールが進むペアリング。美味しかったです。
さぁどんどん進んでいきましょう!お次のお店は呑喰らいから歩いて1分のこちら⇩
🏠3軒目: 二代目恵比寿ビヤホール
今年で15年目に入る老舗ビアホール「二代目恵比寿ビアホール」さん。名物店主のヒノキさんが切り盛りするお店。今や伝説になったとんねるずの石橋貴明さんのyoutubeチャンネル「タカチャンネル」での「東京アラートラン」ではものすごいインパクトでしたね。
実は今年で15年目を迎える「二代目恵比寿ビアホール」のオーナーのヒノキさんが15周年を記念したライブを5月12日(日)に恵比寿の劇場 シアター・アルファ東京で開催するそうです。是非チェックしてみてください。今回そんな「二代目恵比寿ビアホール」逸品グランプリに出品した料理がこちら⇩
🥄豚ロース白穂乃香煮込み
皆さん「白穂乃果」というビールをご存じですか?ヱビスビールを発売するサッポロビール社の別のラインナップビールでビールマニアからは「奇跡のビール」と言われる取り扱いが非常に繊細で難しく、選ばれしお店だけで提供されているなかなかお目にかかれないビールなのですが、そんな「白穂乃果」を贅沢に使用した豚ロースの煮込みが今回の出品料理。
さぁどんどんいきましょー!次の立ち飲みのお店はこちら⇩
🏠4軒目: Ebisu Diner Olive
リキッドルームのお隣にある小さな1軒家の1階が立ち飲みになっている「Ebisu Diner Olive」さん。ライブ終わりのお客さんや常連さんで賑わうこちらのお店。
実は2階は5~6人ゆっくり楽しめるプライベートな個室になっておりまして色々使い勝手の良いお店。店主の宮入さんのご実家がパン屋をされていた時期はホットドックの提供もあったのですが(おいしかったなぁ)現在の主力はなんと今回逸品グランプリにも出品するこちらです⇩
🥄揚げたこ焼き
熱々のたこ焼きをオリーブオイルで再びカリカリに仕上げた「揚げたこ焼き」。サクッと食べて飲んではしご酒には丁度よい量の逸品。丁度逸品グランプリ開催の4月23日~6月2日は春から初夏にかけての気持ち良い時期。半野外的なオリーブさんで一杯飲むのは格別ですね。
まだまだ立ち飲みスポットは沢山あります。
🏠5軒目:Standing Wine Bar Q
今年で19年目のスタンディングバーの先駆けと言っても過言ではないこちら「Standing Wine Bar Q」さん。元々は東京カレンダーの企画から生まれたお店でなんと言っても国内4メーカーの生ビールを飲むことができるビール好きにはたまらないお店。しかも徹底管理された最高の状態のビールが提供されるのも素晴らしい。
スタンディングバーのスタイルですが料理も非常にこだわりがあり、店主の宮崎さんが作り出す料理がまた美味しいのなんの。しっかり管理されたビールをぐいぐい飲みながら料理にも舌鼓打てて最高のお店なのです。今回の料理もビールペアリングとしては非常にレベルの高いセットになっています。
🥄Q風 恵比マヨ
このイベントの参加店でしか楽しめないヱビスジューシーエールの樽生が楽しめるプラス、ジューシーエールの果実感に柑橘香るエビマヨの相性たるや素晴らしい組み合わせです。これは是非食べてもらいたいペアリング。
まだまだ続きます。次はこちらです!
🏠6軒目: YEBISU BAR STAND 恵比寿ガーデンプレイス店
恵比寿ガーデンプレイス時計広場の向かいにありますYEBISU BEER専門店「 YEBISU BAR STAND 」。1899年から1世紀の歴史をもつビアパブ「銀座ライオン」が運営しているお店。という事は最高に美味しい生ビールが確実に飲めるという事なのです。
生ビール好きの方なら釈迦に説法ではあるのですが、生ビールぐらい管理が難しいお酒はないという程繊細なお酒なんですよね。美味しいビールは一口飲む前にわかってしまう。管理の仕方や温度や注ぎ方で同じ生ビールでも全然味が違うのが「樽生ビール」の世界なんです。
ヱビスビールに合う逸品グランプリでは恵比寿の飲食店が一丸となって「世界で一番ヱビスビールが美味しく飲める街」を目指し日夜ビールの研究・研修を行っているんですよね。なので皆さんご安心を。逸品グランプリでは最高の樽生ビールが飲めます(太鼓判)
YEBISU BAR STANDさんはそういう意味でも「ビール提供のパイオニア」な訳でして模範的なヱビスビールの樽生が楽しめます。そこに合わせてきた料理がまた素敵なのです。
🥄鴨わさ~合鴨ロースト×わさび漬け~
「板わさ」(かまぼこ+わさび)ならぬ「鴨わさ」が今回の出品料理。そしてみてください。このビールの透明度とクリーミーできめ細かい泡とビールの間にある霧状の部分を。「美味しい生ビールは飲む前にわかる」と言っていたのはこの透明感と「フロスティーミスト」と呼ばれる美味しいビールにしか出ない霧状の部分。是非生ビールを飲む前に眺めてみてください。
YEBISU BAR STAND 恵比寿ガーデンプレイス店逸品GPページ
さぁ最後のお店になります。こちらは番外編と言っても良いでしょう。
🏠7軒目:吉柳
ご存じ恵比寿の文化的居酒屋「吉柳」。え!?吉柳って立ち飲みスペースないよね?と思っている皆さん。今回逸品グランプリに参加する店主の吉柳さんがこんなことを言っていました。
吉柳
「昔の昭和の時代みたいにさ、一杯酒屋みたいなことやってみたくてさ。セットの値段安くする代わりに逸品グランプリで来る人は立ち飲みってのはどう?」
という事で来た人は強制的に入口のレジ前で立ち飲みになるというスタイルに(笑)しかし値段を聞いて驚愕
🥄手作りコロッケ
なんとビールとセットで500円という赤字覚悟の逸品グランプリ始まって以来の最安値。吉柳さんに話を伺うと常にお店が混雑している時、常連さんはレジ前で立ち飲みしてもらう事が多く立ち飲みしながらコロッケ頬張ってビール流し込んでサクッとやってほしいとのこと。もちろんどうしても座りたいという方がいれば席が空いてればよいよとのこと。
という事で開催が待ちきれないのですが4月23日から40日間開催。次のコースもお楽しみに^^
🍺ヱビスビールに合う逸品グランプリ
開催日 4月23日(火)~6月2日(日)
開催場所 参加店93店舗
『逸品グランプリオフィシャルガイドブック』(4月23日より各参加店で無料で入手可能)