恵比寿新橋！
最近は恵比寿駅前よりも恵比寿1～4丁目が
非常に活況な恵比寿でございますが、
たまたまふらりと恵比寿新橋グルメ通りを
歩いておりますと見慣れない看板が。
ソナム？
いえいえ。ソナムではございません。
この2階にご注目ください。
赤いネオンが煌々と光っていますよね。
いつできたのか？定かではありませんが
よく見ると・・・・・
TACOS
そう。TACOSの文字が。
実は恵比寿新聞無類のTACOS好き。
好きが高じて自分でも研究しているのですが
なかなか本場の味が再現できない。。
これは試しに食べてみるか！と
頂きました所、完全にアメリカで食べた
あの「TACO」ではないか！！！！！！
これは是非取材させてほしいとお願いして
やっとこはめたろうで願いが叶いました。
440 BROADWAY
こちら440 BROADWAYさん。
BROADWAYとはニューヨークの目抜き通りの
総称と言いますか、何か意味があるのかな？
だって食べたタコスはアメリカンタコスな
味だった。ご存知だと思いますがメキシコの
移民が多く住むアメリカではタコスは国民食。
今回こちらのお店のオーナーの添田さんに
お話を伺う事になりました。
恵比寿新聞
添田さん。早々ですが「440BROADWAY」の名前の由来ってニューヨークの440ブロードウェイから来てるんですか？
添田さん
そうなんですよ。実は5年ぐらい僕ニューヨークに住んでいたんですよ。
恵比寿新聞
やはり！そうでしたか。じゃないとこんなリアルなアメリカのタコスの味は出せないですもんね。
添田さん
ありがとうございます＾＾
恵比寿新聞
というと、ニューヨークにはタコスの修行で行かれていたんですか？
添田さん
実は僕、元々美容師だったんですよ。それでニューヨークで美容師をしていたんですが。
恵比寿新聞
え！？タコスの修行に行ったんじゃなくて美容師としてニューヨークに行かれていたんですね。
NYCで出会ったタコス
恵比寿新聞
でもなんでまた美容師からタコス職人に！？
添田さん
ん～。なんででしょうね(笑)NYCで美容師をしている時から「日本でタコスの店をやりたい」とふつふつと思っていて。
恵比寿新聞
そんなにハマったんですか？タコスに？
添田さん
というか向こうに行くととにかくたくさんのタコスショップがあるんですよ。僕も初めてburrito（ブリトー）を食べた時に感動して。たまたま一緒に住んでいたルームメイトがロスでメキシカンレストランをやっている人で。それで基礎的な部分を教えてもらって。
恵比寿新聞
じゃあ基礎的なレシピはほぼニューヨークで完成されていたということですか？
添田さん
そうですね。ほぼ向こうでレシピは完成させた感じですね。
恵比寿新聞
ニューヨークにはいつ頃いらっしゃったんですか？
添田さん
2008年～2013年ぐらいです。
帰国後あの場所で
恵比寿新聞
それで2013年に帰国してその後はどういう動きだったんですか？
添田さん
ナショナル麻布マーケットの前でフードカーでやり始めました。
恵比寿新聞
え！？あ！！あの評判のキッチンカーって添田さんのキッチンカーなんですね。
添田さん
そうなんですよ。
恵比寿新聞
まじで(笑)もっと早く言ってよー。そっかー！という事はここが2号店ということか。
添田さん
元々はお店の形でやりたかったんですよ。なのでキッチンカーの時もお店でやることを想定してすべてのメニューを車で作れるようにしました。
恵比寿新聞
え！？キッチンカーでタコスもブリトーもケサディーヤも出してるんですか？
添田さん
はい(笑)最小限のスペースで少人数でやるという事ですね。
恵比寿新聞
そのこころは？
添田さん
いや。なんにしても材料費が高い(笑)すべて本場の物を輸入しているのでアメリカでやるのと日本でやるのとでは経費が違います。
恵比寿新聞
しかも土地代も高いしね。
添田さん
キッチンカーでは地代はかからない方なのですがお店でやるとなるとその辺のオペレーションでコストを下げて安く提供できるようにめっちゃ努力しています。
こだわりのアメリカサイズ
恵比寿新聞
っていうか、ケサディーヤめっちゃデカいですね(笑)
添田さん
うちは多分他の店でラージサイズと言われている物がスモールのサイズなんですよ(笑)そこはかなりこだわっていて。
恵比寿新聞
でもこれどう見てもラージですよね？
添田さん
ラージですね(笑)
恵比寿新聞
どうしてそこにこだわりが？
添田さん
アメリカのブリトーもケサディーヤも大体安くて大きくて1000円でお腹いっぱいなスタイルなんですよね。でも日本に来たらちょっと小さくなってというのが許せなくて(笑)やるならちゃんと本場のスタイルでやりたくて。何故ならアメリカの味を懐かしんでくる日本在住の外国人の皆さんがよく来るので。
恵比寿新聞
確かにこの取材中も1人として日本人が来てない(笑)100％海外の方ですね(笑)なにこれ(笑)
添田さん
それだけソールフードなんでしょうね。
恵比寿新聞
言葉じゃなくて完全に味で伝わってますよね。この来客の仕方は。
ポークケサディーヤ
添田さん
どうぞ食べてみてください。
恵比寿新聞
頂きます。アムっ。。んーーーーーー！！！うまっ！チーズとカルニータス（ポーク）のバランスが最高。
添田さん
よかったー。こんな大きいサイズですけど女性でもペロッと食べて行かれますよ。
恵比寿新聞
これは止まらないですよ。まじでうまい。
添田さん
そういえば恵比寿新聞さん。今入っているうちのスタッフなんですが。
恵比寿新聞
はいはい。
添田さん
全員中学の時の同級生なんですよ(笑)
まじでｗｗ
恵比寿新聞
え！？どういうこと？
同級生女性
騙されました(笑)
添田さん
ちょ！自分からやりたいって言ってたじゃん(笑)
恵比寿新聞
っていうか凄いですね。中学の時の同級生で商売やってるって。昔の添田さんってどんな人だったんですか？
同級生男性
昔は笑顔が素敵なけんちゃん（添田さん）だったんですが最近めっきりまじめになって(笑)
添田さん
やめろｗ
恵比寿新聞
仲いいっすね。
添田さん
この恵比寿でお店を開くときに力を貸してくれたんですよ。
恵比寿新聞
なんだかうらやましいなぁ～。中学の同級生同士で事業をするなんて。ところでどうして恵比寿にお店を？
添田さん
一番は広尾のナショナル麻布マーケットのキッチンカーに近いという事がひとつと。
添田さん
あと意外とこの辺（恵比寿新橋地区）はIT企業さんも多く海外から日本に仕事に来られている方も多くかなりインターナショナルな感じなんですよね。
恵比寿新聞
言われてみれば。グローバル展開している企業も沢山集積している地区でもありますし。目の付け所が良いですね。
添田さん
なので懐かしんで来てくれる方やナショナル麻布マーケットの常連さんなどが今来てくれている感じですね。
ナチョス（ポーク）
恵比寿新聞
うぁ。こりゃ～うまそうですなぁ～。
添田さん
是非食べてみてください。
恵比寿新聞
それでは。サクッ。。ん！！このサクッとした所と豆のソースが染みてグチョっとした所が何とも言えない旨さですな。あ！チップスうまい！
添田さん
そうなんですよ。これは絶対に揚げたてにしているんでよ。
恵比寿新聞
だからこのサクサク感。素晴らしい。ビールに最適だなぁ。こりゃ。
とにかくデカい
恵比寿新聞
ブリトー用のトルティーヤがめっちゃでかい・・・・
添田さん
ですよね。ブリトーもビーフ以外はラージサイズで1000円で出してます。
恵比寿新聞
いや。これ。半端ないほどでかいですよね。。成人男性の手首ぐらいの太さになるんじゃないの？
恵比寿新聞
丁度レコードの12インチをちょっと大きくしたぐらいのサイズですね。
添田さん
はい。さっきも言った通り、他のお店のラージサイズがうちではスモールサイズ。ラージだとたとえようがないですね(笑)
恵比寿新聞
こりゃ腹パンパンになるなー。
添田さん
アメリカだとこれが普段のサイズですね。
グルっグルっ
恵比寿新聞
ちなみにブリトーの中には何が入っているんですか？
添田さん
そうですね。うちは「メキシカンライス」「ブラックビーンズ」「チーズ」「サルサソース」「サワークリーム」「レタス」そして「チキン・ポーク・ビーフ・フィッシュ」のいずれかの具を1つですね。
恵比寿新聞
具が満載ですね。
ブリトー
恵比寿新聞
皆さんご覧ください。。この大きさを。。。
添田さん
誰に話しかけてるんですか？ｗ
恵比寿新聞
しかも・・・重い(笑)ガッツリですね。
添田さん
結構皆さんペロリと食べて行かれますよ。どうぞ食べてみてください。
恵比寿新聞
それではいただきます。あむっ、、、！！！！！ん！！！！！完全にアメリカの味！(笑)うまい！！！！！
恵比寿新聞
今回はチキンを選んでみたんですが、スパイシーなチキンを柔らかくサワークリームが包み込んで、しかもサルサソースが良い酸味。そしてメキシカンライスとビーンズの相性が最高にうまい！！！口の中いっぱいに頬張って食べたら最高ですね。これ絶対にコーラだわ(笑)今まで東京で食べたブリトーの中では一番ですね（断言）
添田さん
ありがとうございます＾＾恵比寿新聞さん。是非これをかけて食べてみてください。
恵比寿新聞
なんでしょ？なんでしょ？
自家製ハラペーニョソース
恵比寿新聞
チリソース？
添田さん
自家製のハラペーニョを使ったソースなんです。
恵比寿新聞
おぉーーー！！！！いいですね～！！！！
恵比寿新聞
ピッピッピ・・・・それではいただきます。あむっ。。ぬおぉーー！！！！めっちゃフレッシュなフレイバー！！！しかもそこまでめ辛くない！これ手造りなんですね？
添田さん
そうなんですよ。このお店のオリジナルソースですね。
恵比寿新聞
おぉ～あとから辛さがやってきた～。心地よい清涼感～。フレッシュなハラペーニョソースってこんなに美味しいんだ。
タコス（チキン・ポーク）
恵比寿新聞
それでは最後のTACOSですな！
添田さん
チキンとポークで用意しました。
恵比寿新聞
いや～これ本当に食べた瞬間に「あ！アメリカで食べたタコスそのままだ」と思って取材させてもらえるきっかけになったタコス。この味に行き着くまでに色々とご苦労はあったでしょうね。
添田さん
相当試行錯誤しましたね。
恵比寿新聞
本当に美味しいなぁ～。でもこうやってフードトラックから実際のお店。凄いいい流れですね。
添田さん
全てはナショナル麻布マーケットではじまったフードトラックの経験をもとにお店の営業した時のオペレーションなども考えながらやっていました。お店をやるなら「ファストフード店とレストランの間」的な事がやりたかったんですよね～。
恵比寿新聞
いや～これは通っちゃうな～。
添田さん
是非地元の皆さんやお仕事されている皆さんにも楽しんでもらいです。
恵比寿新聞
今日はありがとうございました。
というか中学生の同級生同士がこうやって
一緒に仕事しているって本当に微笑ましい。
素敵なお店だなぁ～と思いました。
そしてなんと言ってもリアルなアメリカの
タコス・ブリトー・ケサディーヤ・ナチョス
意外にもブリトーボールや具材もフィッシュが
有ったりなどなど。まだまだ食べていない逸品も。
おすすめです。
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440 BROADWAY
渋谷区恵比寿１丁目２５−３
レジデンサプリマベェラァ201
営業時間 11:00～21:00
お休み 無休
