恵比寿で見つけた本場博多の焼鳥「とりを」

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昨日の事、久々に福岡の仲間から連絡が来た。

「なにしよっとー!?元気にしとる?」

なんて長話しておりますと、どーしても博多の味が恋しくなりました。

特に「博多風焼鳥」が食べたいなー。あのキャベツをこれでもかーってぐらい積んだ

上に焼きたての焼鳥(と言っても豚も出てくる)あのスタイル。

でもなー。恵比寿に本場「博多」の味なんてないよなー。。。なんて思っておりましたら

有るらしいんです

しかも恵比寿屈指のグルメ地帯「ビール坂」に!

場所は恵比寿駅東口から徒歩3分。ご存知恵比寿屈指のグルメ地帯「ビール坂」にあります。

前回ご紹介した「スブリデオレストラーレ」の地下にありますのがこちら「とりを」さん。

本場博多仕込の焼鳥や旬の素材を使用した本場博多ならではの郷土料理を出しているお店。

去年の9月よりこちらの場所で営業を始めたそうです。

さすが博多スタイル!肉も細かく切れてサクッと食べれるサイズ!

これこそまさに博多カットと言いましょうか(言わないと思うけど)

こちらを切盛りされているのは手前:店長の長谷川さんと奥:南里(なんり)さん。

長谷川さんなぜか半笑い

半笑いの長谷川さんをしり目にとりあえずお店の中を探検してみましょう。

実はこちら以前は現在バス通りに移転した寿司の名店「博一」があった場所

手前には4人掛けの落ち着いた個室。博多出身の方をお連れするには

最高の接待スペースですね。周りに気にせずこちらでまったり個室三昧。

奥に行きますと四人掛けのテーブルが3脚。

こちらは同僚や友達と一緒にワイワイできるスペースですね。

一応こちら分煙されているので禁煙の方はこちらに着席ちゃんです。

そしてさらに奥の部屋。結構でかいんですねー。

大部屋なんですが3つの部屋にわかれるパーテーションもございまして

大人数での宴会や4~6人の飲み。10人以上と幅広く使えるスペースです。

そしてそして!ここが一番良いなと思ったのがやっぱり

カウンターですね。お店の方とおしゃべりしながら舌鼓を打つのも

格別ですね。1人でも来れるし。カップルで来るのもかなりお勧め。

長谷川さんまたもや半笑い

という事で博多焼鳥のお店「とりを」でしたーーー!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてね(笑)

さぁこれからが本番ですよー!!!皆さん博多の焼鳥ってどんなものか

食べた方ならわかると思うんですが東京にはない。もちろん関西にもない独特のスタイル

なんですね。なんといいましょうか。見てもらった方がわかりやすいですね。

とりあえず12本お任せ盛り合わせにしてみました。しかも1本あたりの値段

162円!!!!!

お値段もリーズナブルなんですよ。

見てもらうとわかると思うのですが東京風の焼鳥と違い

少し小さめにカットされているんですね。なので色んな種類をたくさん食べれます。

そして焼鳥なんで鶏は当たり前なのですが豚や牛も一緒に出てくるんですね。

これが博多スタイルなんですね。

焼きは南里さんに焼いてもらいました。

というか南里さんって本当に珍しい名前ですよね。元々ルーツが佐賀県にあるそうで

非常に珍しいお名前で日本でも数人単位の名字だそうです。

そして南里さんとても気さく。お話し好きの恵比寿新聞の話を全部聞いてくれるので

一人で淋しい時は行っちゃうからね。みたいな暖かいお兄さんです。

さーて!御立合い!博多焼鳥の登場です

左から「砂づり」「豚のシソ巻」「豚バラ」「四つ身」「オクラの豚バラ巻」「ハツ」

博多では砂肝の事を砂づりって呼ぶそうです。そして皆さん気になると思うんですが

「ネギ」じゃなくて玉葱なんですね。そして「四つ身」とはいう所の鶏モモです。

そしてこれでもかー!!って積み上げたキャベツに酢モツに使うダシ酢をかけて

こってりしたと思えばキャベツをつまむという無限のコンボなんですよね。

いい塩梅に脂を落としているのでかなりヘルシーでサクサク食べれるんです。

今回注目するべきはこの「豚のシソ巻」これがね!!もうジューシーだけど

シソのピリッと効いた感じが食欲をそそるんですよ。めちゃウマです!!!!!

そして「四つ身」。もちろん博多地鶏を使用しているのでしっかりとした味!!

2分で完食!!!!!さてお次の串はなにがでてくるとーーーー!!!???

その前に!こちら「とりを」の名物!!!

トンソク!!!!!

皆さん。豚足って沖縄に行ったら食べると思うのですが

全く別物です。特製のダシに漬込んだトンソクをカリッと焼くんですよ。

外はパリパリ。中はジュルッとぽよぽよなんですよ!!!!

女性にはお勧めですね。次の朝の化粧のノリが違います。きっと。

さて、焼鳥にもどりましょうか。一旦箸休め的に出てまいりましたのは

春が旬の「金針菜」。別名「ワスレナグサ」と申しまして

調べてみるとこれ。ユリ科の植物なんですね。しかも花。

咲く前のワスレナグサの花を食べるんですね。これが非常にアスパラに似た

独特の味わいなんです。今が旬なので是非食べてみてください。

さぁフレッシュな金針菜を食べた後は濃いのが来るでしょうねー。

キタ!レバー!!!!

横には削った山椒。これにつけて頂きますと

外はカリッと焼けて、中はジュワーですよ。しかも地鶏レバーなんで濃厚。

さて~ここからは未体験ゾーン。恵比寿新聞も知らない博多の味です。

左から「ヤゲン軟骨」「豚の味噌漬け」「豚バラ軟骨」

たぶん恵比寿だと「とりを」以外では食べられないラインナップでしょう。

ヤゲン軟骨は特製のタレにしっかりつけて外をパリっと焼いているので

味わい深くビールが進むお味。柚子胡椒が効いていて最高!

豚の味噌漬け。こちらはかなり芳醇なお味。口の中で味噌がはじけます。

そして「豚バラ軟骨」。軟骨独特の硬さを隠し包丁を何度も入れて食べやすくしているので

コリコリ言いながら食べれるんです。しかも焼き加減もばっちり。

そして最後に出てまいりましたのがこちら。感動したなー。

皮とつくね

おすぎとピーコじゃないけどこの皮とつくねが驚きの味なんです。

まず「皮」。極限まで脂を落しパリッと焼けた中に特製のタレが絡んで

いうなれば「手羽先の一番おいしい部分を凝縮しました」的なお味。

これはたぶん気づけば10本~20本ぐらい行ける代物です。

そして「つくね」。一旦見栄えはどこかのスーパーでまとめて売っているような

見栄えですがこちらはネギじゃなくて玉葱とシソが入った外がパリとしていて

中はホクホクのこれも子供に大人気になるほどの代物。いやー見つけて良かった!!!

そして店長長谷川さんがニコニコ笑顔でサービスで出してくれたのが

料理名聞くのわすれた(笑)

これがまさに九州の味。ホッコリするお味でした。

いや~本当に来てよかったー!!しかもお会計も安い!!!

かなりの穴場スポットですね。おススメの行き方としては

博多出張の有る際は「とりを」の南里さんに博多超ローカルグルメスポットを

聞きながら博多焼鳥に舌鼓を打つのが恵比寿新聞流のおススメの行きかたです。

南里さんの博多グルメスポット話も珠玉です。地元博多の方が行っても

太鼓判のお店でしょう。

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博多炭焼焼鳥 とりを
住所 東京都渋谷区恵比寿4丁目11−9 クオーレ恵比寿B1
電話 03-5420-1003
営業時間 17:00~24:00(L.O.23:30) 無休
土曜営業・日曜営業・子供歓迎

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