夕暮れ時の恵比寿1丁目~3丁目界隈。丁度旧ZESTの前あたりですかね。
旧ZESTの跡地にも新しいビルの基礎工事も済み徐々に建物が出来ていました。
さて、今日ご紹介するのは夕方からOPENする不思議な文房具屋さんが
あるという事で向かいましたのが旧ZESTから少々白金方面に進んだ
旧たかちゃんがあった場所の向かいの住宅街を入ったひっそりした場所。
そちらにありますのが文房具店プラーナ。
そういえばこの辺は恵比寿でも非常に下町風情の残る地域。
こんな所に文房具屋さんなんてあったっけ?とにかく中に入ってみました。
まぁなんて素敵な文房具屋さんでしょう。小奇麗な内装。お店には色んな鉛筆や
オシャレな手帳やノート。そして見たことの無いグッズが並びます。
こちら店主の森永さん。もう見たからに「文房具大好きっ!」の塊と言った風貌。
折角なんで森永さんに色々とこちらに置いている文房具の話など伺う事に。
元々ここはギャラリーだった
店主の森永さんに伺うと、元々こちらは小さなギャラリーだったそうで、そんな
展示する作家さんの作品を手帳やノートにしていたのが事の始まりだそうです。
そもそも文房具が大好きな森永さん。ギャラリー運営を止め心機一転
文房具店としてこちらのスペースを2013年8月よりはじめたそうです。
しかもこちら
18:00 openなんだそうです(笑)
オープン遅っ(笑)
でもこれには理由があるんでしょうね。
お話を伺うとこちらのプラーナの森永さんはお昼間は本業があるそうで
え!?これが本業じゃなくて実は趣味!お昼はお忙しいので落ち着いた
夕方から奥様と仲睦まじくお店の番をしているそうで18時開店の
21時閉店という「夜の文房具屋」として運営しているのです。
「夜の菓子」は聞いたことがあるけど「夜の文房具」ってキャッチフレーズ
もう恵比寿新聞の妄想力が高まりまクリスティーですよ。
さて、本題のどういう夜の文房具が置いているかという事ですよ!
世界中の鉛筆
北は北千住から南は南千住まで様々な地域の鉛筆が置いてあります。
え?狭い?・・・あーーー失敬。失敬。。北はドイツから日本まで
様々な鉛筆が15種類ほど置いてあります。
鉛筆の濃さに関しても
HからBまで様々な濃さを取り揃えています
Hからですかぁ・・・・それは気が早いむしろBからじゃないか?
さすが「夜の文房具店」ですね。また悪ふざけすると怒られるので。
プラーナさんでは絵を書くというより「筆記にふさわしい」濃さの
鉛筆を取り揃えているので4B以上の物は置いてないそうです。
4年~B組~デッサン先生!!!!わぁーーーー
・・・・・・
鉛筆削り各種
とてもかわいい形をした鉛筆削りが各種ありました。鉛筆削りは
英語で「sharpener」(シャープナー)というそうです。YOU UNDERSTAND?
こちらは1919年にドイツで設立された「KUM社」のシャープナー。
小さくて持ち運びに便利なタイプとしては歴史のあるシリーズだそうです。
こちらもドイツのLYRA社の鉛筆削り。「リラ色鉛筆」で有名なメーカーですね。
8 mmから11 mmの2種類の太さの鉛筆が削れるコンパクトで優れもの。
いやぁ~こうして見ていても様々な鉛筆削りがある物ですね。
実はこれも鉛筆削りなんですよ。インクボトル型のシャープナー
こちらもドイツのDUX社の製品で削ればインクボトルに削りかすが溜まる
という商品。ドイツって筆記用具大国なんでしょうか?
加賀の家具屋さんのコラボ商品
石川県加賀市のオーダーメイド家具を製作する「NEUTRAL」さんとプラーナの
共同開発でできたポストイットホルダーとスタッキングペントレー。
鉄の重厚感が不思議な一品。しかも結構重いです。ステーショナリー商品って
最近の物はどうも軽いプラスチックでできた消費系の物が多いという個人主観が
ありますがプラーナさんで置いてある特にNEUTRALさんとのコラボ商品は
「一生使える」というような丈夫で重厚感がある商品が多めですね。
でも森永さんの話にもあった「ギャラリー時代の作家さんと商品を作る」という事
そしてニュートラルさんなどの家具職人とのコラボ商品もあったりという事は
もしかしてオリジナル商品とかも有ったりなんかしちゃったりしてと思いましたが
やっぱりありました(笑)
思考用紙~(ドラえもん風に)
エビえもん
のぶ太くんこれはね。思考する時に使うと便利な用紙なんだよ。
のぶ太くん
ん?思考ってなに?エビえもん??
エビえもん
思考って言うのはね。歯にこびりついた・・・・
のぶ太くん
それは歯垢だよ。エビえもん!!!!
エビえもん
ごめんごめん。「思考」とは考えたり思いを巡らせたりする行動の
事をさす言葉なんだ。たとえばこれから始まるプロジェクトだったり
そういう場合チャートを描いたりするだろ?
のぶ太くん
うん
エビえもん
だろ?あとは!森永さんのWEBを見てね(笑)
のぶ太くん
丸投げかよ~エビえもん~(涙)
すべて森永さんのアイデアよるオリジナル商品なんです。
しかも紙にもこだわっていて現在万年筆に一番てきしていると言われる用紙メーカー
満寿屋のクリーム紙を使用しているというこだわり!
その他にも森永さんオリジナルの日記帳ですとか様々なオリジナル商品があります。
本当に森永さん文具が好きなんですね。愛を感じます。
RHODIA 12番専用カバー
ご存知誰でも使用した事のあるでしょうRHODIA(ロディア)のノート。
主にメモ帳などは非常に有名なフランスリヨンのメーカー。
そのロディアのメモ帳には12番という不滅のサイズメモ帳がありまして
その12番の大きさのカバーをオリジナルでプラーナでは制作されています。
女子はこういう部分敏感なんでしょうね~。そしてプラーナイチオシアイテム
を森永さんに選んでもらいました!!!
葉巻?????
さて、皆さん一体これは何だと思われますか?
分解してみましょうか?
スポッ!!
鉛筆って使い続ければ短くなるものですが短くなっても使える
鉛筆補助軸
なんですね。プラーナでは使用感にこだわった補助軸を選んでいるので呼び名を
鉛筆ホルダー
と呼んでいるそうです。ホルダーを使った使用感が非常に使いやすく、鉛筆が細くて
使いづらいという事もなく太くて触り心地力の入り方も非常に考えられた商品。
という事で全部は紹介しきれませんが、森永さんの文房具愛半端ねー(笑)
「好きこそ物のじょうずなれ」とよく言いますが本当に好きな事がこういった
お店につながっているのは文房具好きがたくさん集まりそうなお店ですね。
森永さん、本当は万年筆も置きたいそうです。
という事でお送りいたしました「夜の文房具店」いかがだったでしょうか?
明日の仕事にもうワンアクセントつけるステーショナリーがみつかるかも!?
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文具Shop プラーナ
住所 渋谷区恵比寿1-34-9
電話 03-3444-6047
営業時間 18:00~21:00(定休日ask)
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