「カルピス」が発売されて7月7日で95年!!おめでとうございます。
そんなカルピス社は恵比寿南の地に本社を置く「恵比寿企業」なのであります。
今回お伝えするのはそんなカルピス社がおこなっている
「『カルピス』こども乳酸菌研究所」という活動をレポートしたいと思います。
場所はこちら臨川小学校
恵比寿では一番歴史のある小学校「臨川小学校」。1877年明治10年創立という事で
なんと「137年前」からあるという。恵比寿新聞の知り合いにも親子3代(4代?)臨川出身
という方もいるほどの超歴史の深い小学校なのであります。
今日はここ臨川小学校で「『カルピス』こども乳酸菌研究所」の活動が行われます。
このプログラム。実は!!中高生がもっとも受けたい授業として
「『カルピス』こども乳酸菌研究所」が教育CSR大賞を受賞したそうです。
会場となる家庭科室。何が始まるのか楽しみです。
乳酸菌の研究を行うのか?!それとも「カルピス」をみんなで飲んで「カラダにピース」!
というだけのプログラムなのか!?興味津々でございます。という事で今日の博士登場!
かわいい~★
綾瀬はるか似の博士!!!そういえばCMにも出てましt・・・(違うCMでしたw)
とにかくかわいいぃ~。こんな博士がいるなんて~。お名前はゆか博士。
一生ついていきます!!ゆか博士!!!!!!!
席がわかれており5~6人に1人の博士がついてこども達の手助けをします。
という事で各席の博士の自己紹介が始まりました。
お話を聞いていると皆さん広報の方やデザイン部署の方や様々なセクションの
カルピス社員さんが博士になって子供たちにレクチャーしているんですね。
各博士から普段やっている仕事の内容などをこども達に説明。
「大人って大変なんだなぁ~」や「色んなしごとがあるんだなぁ~」
と子供達も興味津々。さて、そろそろスタートです!!!!!!!
みんなを研究員として任命します!!
ガ~ン!!
というのは冗談で(笑)みんなこども乳酸菌研究所の研究員に任命されて初めは
戦々恐々。何が始まるんだろうという不思議な雰囲気に包まれています。
まずは「牛乳」と「カルピス」を飲み比べてみよう!!という実験から。
実験してみたいひと~!!!
はーーい!!
臨川小学校の子は素直だなー!!!そしてみんな元気だなーー!!!
いや、もしかして「カルピス」飲みたいだけじゃないの!?(笑)
とにかくこども達は素直でございます。さぁ実験です。
まずは見た目から。「ん~どっちも白い~」「しかし牛乳はさらさらしてる」
などこども達まずは見た目から違いを発見。
各テーブルの博士がサポートします。
5人から6人ぐらいのテーブルに博士が一人というのも非常に丁寧に
研究を進めれるって所も気を使っているんでしょうね。
「カルピス」を題材に「カルピス」の原料となる生乳の特徴や、
「カルピス」の味をつくる〝発酵〟のしくみについて、五感を使った体験を
しながら学べという内容なんですね。
「カルピス」ができるまでの工程を皆食い入るように閲覧。
遠心分離機で生乳から脱脂乳を取りだしそこから「カルピス」ができるんですね。
脱脂乳と脂肪分に別れ脂肪分は「カルピス㈱特撰バター」になったりするんだって!
乳酸菌についての研究が始まりました。
この乳酸菌は創業者三島海雲氏が内モンゴルの酸乳をヒントとし、
独自に研究・開発したものだそうです。「カルピス」ができるまでの工程は
まず遠心分離機で脱脂乳を取り発酵タンクで「カルピス菌」(乳酸菌とこうぼの集合体)と
一緒にインして第1回目の発酵が始まります。乳酸菌が活発に動き「乳酸」ができます。
できた発酵乳を「カルピス酸乳」と呼ぶそうです。でも乳酸菌ってどんな形なの!?
ぎゃーーー(笑)
子供たち大騒ぎ。恵比寿新聞も初めて乳酸菌を見ました。
乳酸菌は腸の活動を活性化させるなどのお話も聞きこどもたちは、
「菌だから悪いんじゃないの?」という発想から「体に良い菌もいるんだ」と。
その後「牛乳」と「レモン」と「カルピス」がどれだけ酸っぱいのか
試験紙を使って調べました。乳酸って結構酸っぱいんですね。
さて、お次は「発酵」の研究です。
先ほどの「カルピス酸乳」ができるまでが第一次発酵でしてそこから一度
貯酸乳タンクで熟成させます。その後、第二次発酵が始まります。
砂糖を加えて酵母が働きやすい温度でさらに1~2日間ほど発酵させます。
そうする事で「カルピス」特有の香りや風味が作り出されます。
さて、ここからどの乳酸菌で発酵した物かヨーグルトを実際に食べて
推理するという研究に入って行きます。
一つは「ブルガリカス」特徴は酸っぱい味を作るのが得意な乳酸菌。
もう一つは「クレモリス」特徴はトローリと伸びるのが特徴!
どっちのヨーグルトがどの菌なのか推理するという物。
ん~こっちは粘り気があるね~「クレモリス」かな~?
実際に食べてみよう。うん。おいしい。これは酸っぱくないから「クレモリス」かな?
なんて皆思い思いの推理をしております。
酸っぱい!!
あら~「ブルガリカス」に当たっちゃったね(笑)このように乳酸菌の違いで
牛乳の発酵が違い味や風味に影響する事がわかりました。なるほどな~。
さて、お次が最終ミッションです。
「未来ディスカッション」です。
御題は「○○の笑顔の為に」「○○○みたいな乳酸菌を発見したい」という物。
他の小学校ではこういう物がありました。
「子供の笑顔の為に」「お菓子をたくさん食べても虫歯にならない乳酸菌」
あり!あり!そういうのあり!!さぁみんなで考えよ―――!!!!!
こども達の面白い発想が炸裂する予感ですね。こういう御題系は恵比寿新聞大好き。
恵比寿新聞が考えた未来の乳酸菌は
「自分の笑顔の為に」「飲めば面白い記事が書ける乳酸菌」です。どう?自分の事
ばっかり考えているエゴな未来乳酸菌でしょ?(笑)
ほら。こどもの方が立派(笑)
地球規模ですよ。素晴らしい乳酸菌ですよ。いい子だな~。
みんな楽しそうだな~。思い思いの未来の乳酸菌を考え中。
そして発表です!!各テーブルの班に分けて未来の乳酸菌の発表。
「この世のすべての笑顔の為に長生きできる。ケンカが無くなり、ハミガキをした事にできる、虫歯があったら治療してくれる、育毛剤効果がある」
お父さんそんな乳酸菌ほしいw
その他にもみんな素敵な未来の乳酸菌を発表しました。パチパチパチ。
非常に素晴らしい活動だと思います。企業の得意分野を地域や子供の教育に
生かすなんてさすがカルピス社でございます。
最後はもちろん「カルピス」で乾杯!!!
こどもたちと「カルピス」の距離がぐっと縮まったそんな会でした。