つ、遂にこの日がやってきた・・・。
COMMON EBISU閉館
2016年4月15日から期間限定で始まった
COMMON EBISUもついに2017年3月31日、
約1年間の営業の末、幕を閉じます。
そこで!
まず皆さんには最終回の31日19:00より
COMMON EBISUで開催される
クロージングイベントへご招待したいです。
最後はこの施設を利用してくれた人たちと
一献交わしたいと願っています。
無料ですので是非ご参加ください^^
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◆COMMON EBISUクロージングイベント
時間 19:00~21:00
場所 恵比寿ガーデンプレイスCOMMON EBISU
参加 無料
◆クローザー(あいうえお順)
阿部広太郎(感想文庫)
石山安珠(EBISU TOWN MEETING)
植原正太郎(CITY PRIDE BATTLE)
滝沢光(CITY PRIDE BATTLE)
堀潤(伝える人になろう講座)
ect…….
COMMON EBUISU
誕生のきっかけ
恵比寿ガーデンプレイスさんから
「2016年8月まであいているガーデンプレイスのグラススクエアという広場を働く人・住む人が心地よく過ごせる期間限定の空間にする企画がほしい」
と相談を受け考え付いたのが
本で人がつながる場所
住む人・働く人が
お気に入りの本を持ち寄って、
それをたくさんの人と共有することで
人同士のコミュニケーションが生まれる。
そんな場所を作りたい。
”COMMON”には
“共有の、共通の、共同の”
という意味があります。
「ミンナのオモシロイを共有する」
スペースになればいいなと思い、
スペース自体の名前を
「COMMON EBISU」
と名付けました。
そしてコピーライターの
阿部広太郎さんに
図書館名を
「感想文庫」という
素晴らしい名前をつけてもらいました。
感想文庫とは
感想文庫は、
すべて皆様の寄贈本によって
構成されている図書館。
本の裏側には感想をしたためてもらい、
読まれれば読まれるほど
たくさんの感想が集まります。
会ったことがない人と
本と感想を通じて触れ合え感じられる。
そんなあったかい仕組みです。
そしてなんと!!!
その寄贈本数がこの度、3月29日、
1000冊を達成。
ひとえに皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
3月いっぱいで終了が決まったことを
公表する前から
「え、またどうせ延長するんでしょ?笑」
「COMMON EBISUは無くしちゃいけないよ。」
「終了だなんてもったいない!寂しすぎる・・。」
など、溢れんばかりのコメントが
恵比寿新聞には毎日のように届いていました。
まぁ最初から「期間限定」と銘を打って
始めたことなので
始まりがあれば終わりもある。
このプロジェクトに賛同いただき
多大なる応援をしてくれた
恵比寿ガーデンプレイスさんには
本当に感謝しかありません。
ありがとうございます。
とにかく初めての施設プロデュース。
いろいろと初めてのことで
四苦八苦いたしましたが
暖かく使っていただいた来訪者の方。
地元の皆さん。恵比寿で働く人たち。
そしてスタッフの皆さんがいたから
この場所が我々が求めた
「人がつながる場所」
になったと思っています。
本当にありがとうございます。
ここで幾つか、
COMMON EBISUで人気だった本を
綴られた感想と共に少しだけ紹介。
①あまからカルテット
syun-kinさん
美味しそうですぐにでもお料理をしたくなります!おいなりさんが食べたい。
735さん
おいなりさん食べたくなって、只今ブームです。女の子の友情には食べ物がそばにあるってなんか納得。すごく好きな本になりました。
②僕らの人生を変える世界一周
R.NAGATAさん
海外に出ると日本ではできない経験ができるが、同時に自分が日本人であることを強く感じます。
Tさん
No journey.No lifeですね。
taeさん
見たことのない景色ばかりで世界にはこんな場所が広がっているんだなぁーと思うとワクワク。知らない世界だらけ。
③みかんの面白いむき方
こちらは恵比寿在住の落語家、立川志の彦さんが
寄贈してくれた一冊。
akeさん
これを考えようと思った思考がスゴイです。面白かった〜〜〜。誰かと共有したくなる感じです♩
恋人は誕生日さん
普段は気にもしない「薄い」皮に「無限」の可能性を感じました。季節的には夏みかんで挑戦かな(笑)
この一冊は子どもたちに絶大の人気を誇っていました。
付属の懐中電灯を本の隙間に入れると
海の生き物が浮かび上がってくる仕組み。
途中で懐中電灯が壊れてしまったので、
COMMON EBISUのスタッフが
新しく手作りで作ってくれていました。
⑤えんとつ山のプペル
キングコングのニシノアキヒロさんが
クラウドファンティングのバックの一つとして
このCOMMON EBISUでサイン会を行いました。
その際に寄贈してくれた一冊です。
Mさん
ディ○ニーに勝てるかも。映画化してほしい。pupel of chimneytownの曲もよかった。
あおいさん
なんかよかったです。まさか少し泣いてしまいました。見開きのページ、壮大でロマンチックで美しかったです。
このえんとつ山のプペルに関して、
COMMON EBISUのスタッフから聞いた話で、
生まれたての赤ちゃんを連れて
遊びに来てくれたお母さんが、
「子どもはまだ内容は分からないだろうけど
ぜひ読んであげたい。すごく感動しました。」と
借りていってくれたこともありました。
寄贈してくださった人の中には、
どんな感想が書かれていったのか気になって
何回も遊びに来てくれる人もたくさん。
あまり読まれてなくて感想が集まってないから、
目に止まるところに置いてほしい〜!
との要望もあったり(笑)
じつは!!
この感想文庫!
終わったわけではありません!
とある施設に移動して
運営されることが決まりました!
この情報は最終回のクロージングイベント
にて公開したいと思います!
イベントを通じての出会い
そして
COMMON EBISUでは
月に最低でも4回、イベントを行ってきました。
代表的なイベントを紹介します。
①DISCOVER EBISU
恵比寿から地方の良さを発見しよう!
とholidayの谷りほさんが先陣を切って
始まったこのトークショー。
全国各地の魅力を”holiday”という
お出かけアプリを使いながら、
その街の精通者のゲストも交えて
街の穴場スポットなどを紹介。
熊本・沖縄・新潟そして恵比寿。
様々な街の魅力を住んでいる当事者から
聞くお話はリアルでガイドブックにも
乗っていないような発見があった
素晴らしいイベントでした。
↑↑↑Facebookグループページ
discover ebisuのスタッフの皆さん
本当にお疲れ様でした^^
②EBISU TOWN MEETING
シェアリングエコノミーの石山アンジュさんが
恵比寿を住みよい街にするには?
と毎回題材を考えて公開meetingを重ねてきました。
ゴミ問題・子育て問題、
はたまたガーデンプレイスの活用アイデアなど・・・。
恵比寿の街の人を巻き込むことで
中々思いつかないようなアイデアが飛び出し、
楽しいながらもじっくり考えさせられるイベントでした。
↑↑↑Facebookグループページ
アンジュさん、ありがとう。
③CITY PRIDE BATTLE
2016年後半に突如として現れたこのイベント。
武蔵小山のコミュニティサークル、
MKM(武蔵小山ネットワーク)に所属している
Peatix 滝沢さんと、greenzの植原さんとの
運命的な出会いから始まりました。
お酒を交わしながら
二人の武蔵小山愛を灼熱のごとくプレゼンされ、
いやいや、恵比寿の方がいい街だし〜〜!
と負けじと討論。
その繰り返し。エンドレス。
・・・これ、街を題材にしてプレゼンバトルしたら面白いんじゃないの!?
と言うところから本イベントが発足。
続ける内に新聞社さんのお目にもかかり、
日経MJさんに掲載していただきました。
しかも裏面の一面です!!!
滝沢さん、植原さん、
ありがとうございました。
こちらもこう好評につき
↑↑Facebookページ
④堀潤の「伝える人になろう講座」
回を重ねるごとに参加者が増え、
最終回はCOMMON ESBIUの
キャパを超える来場者数に。
2時間トークの予定が、
3時間半もの長時間
行った時もありましたね笑。
講座が始まった当初は
個人の発信の仕方を堀さんから教えていただき、
後半はLGBTについて、
シリア問題、
キュレーションメディアについて等。
伝説となるトークをたくさんのゲストの方から
お話いただきました。
「小さい主語で伝えよう」
と言う堀さんの言葉は、
忘れられない大事な言葉として
みなさんにインプットされました。
そして!!! 「伝える人になろう講座」は、
堀さん、これからも宜しくお願いします!
結局全部続くんじゃんw
そうなんです。COMMON EBISUで
レギュラーで活動していたイベント、
すべて別の場所で開催されるという
異常事態が発生したんです。これはすごい!
皆さま続編をお待ちください!
その他、
出版イベント多数・映画上映会・ヨガイベント
ダンス保育園・伊東建築塾講演会etc…
様々なイベントスペースとして
沢山の出会いをいただきながら、利用してきました。
感想文庫を通して、
そしてCOMMON EBISUのイベントを通して
どれだけの人が繋がり、
笑顔になったのかは正直わかりません。
けれど先日、
感想文庫の名付け親の
阿部さんがこうおっしゃっていました。
「COMMON EBISUは無くなってしまうけど、
ここであったことはみんなずっと忘れない」
みなさんの記憶に残る施設になれたかな?
たくさんの人が繋がれたかな?
笑顔になれたかな?
みなさんがCOMMON EBISUを忘れませんように。
COMMON EBISUはみなさんを忘れません。
そしてCOMMON EBISUは
スタッフだけで作った場所ではありません。
関わってくれた全ての人によって作り上げられた
最高の場所です。
今まで本当にありがとうございました