恵比寿にコワーキングスペース「エビスシゴトバ」が18日OPEN

2012.09.14

恵比寿新聞

編集長

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現在巷で話題のコワーキングスペース。

シェアオフィスやレンタルオフィスは個室や所有部分が明確なのに対して

コワーキングスペースはほぼすべてを共有する図書館のような機能を果たしている

事が多く近年会社に所属しないフリーのクリエイターや個人企業家などが

利用することが多い新しいビジネススペースです。そんなコワーキングスペースが

来る9月18日に恵比寿にOPENするという事でこのスペースの主催されている

デジパ株式会社の加藤さんに詳しくお話をお聞きしました。

コワーキングの源流「スーパーフレックス制度」

こちらを主催されているデジパ株式会社さんのオフィスを有効活用し

オフィスの半分をコワーキングスペースにと思いついたそうです。

デジパの社員さんは全部で15名ほど。しかしオフィス部分には人がいません。

これはいったいどういう事なんでしょう？

デジパさんの雇用形態が非常にユニークで5年前、

全社的に「スーパーフレックス」という

制度を会社に導入し、社員には出社義務が無いという

非常に画期的な雇用スタイルを実行されています。

出社義務が無いので皆さんいつでもどこでも

任された仕事さえちゃんとこなしていれば家でも海外でも何処でも

仕事ができるという「場所を選ばない雇用スタイル」を5年も実行されている。

デジパ株式会社　加藤さん

「そもそも5年前に導入したスーパーフレックス制度。
出社義務はないので社員は何処に居ても仕事できるスタイルなのでスカイプ一つあれば
会議はできます。ですので会社にはあまり人はいません。
私どもの仕事はWEBデザインや制作が主な仕事なので作業に集中する
必要があるんです。クリエイターによっては夜中調子が出てきて
「この分だと今日中に終わる！」ってノッてる時に終電の時間に帰らなきゃ
いけないじゃないですか?その他作業中にオフィスにいると色んな社員に声をかけられたりと
作業に集中できない事もあると思いますがこのスーパーフレックス制度を導入してから
クリエイターが集中して作業に没頭できる環境が出来たため格段に作業効率が上がりました。
誰にも邪魔されませんからね。場所の選ばないので社員の一人はニュージーランドに居ながら
仕事しているスタッフもいます。そんな会社も増えてきていると思います。」

そもそもそんな雇用スタイルを実行されている分、フリーランスの環境についても

色々と考えたそうです。

デジパ株式会社　加藤さん

「僕たちは結構外で仕事する事が多いんですよ。そうすればWIFI環境の整っている
場所を探したりカフェやファストフード店で仕事する事も多いんですが実際には
トイレに行く時だってパソコンを一度閉じてトイレに持って行って戻ったら席が
なくなってたり（笑）珈琲一杯で粘ったりしてるのもなにげに気を遣う環境が
多くそんな思いをしているフリーのクリエイターが周りにたくさんいることに
気づいて今回この「エビスシゴトバ」を作ったのがきっかけなんですよ。」

「このスペースにあまり「儲け」は最優先と考えてなくてこの場所を有効に活用してくれるような
クリエイターの集まるスポットにしていけたらと思っているので料金についても
他と比べるとかなりにリーズナブルな設定になっています。」

登録料　10,000円（初回のみ）
使いたい時だけ自由にその都度利用　1300円（時間制限なし）
定期的に利用　月額5,000円　年額50,000円
上記2013年1月10日から無料になりました！