寂しくないもん!
さて、皆さん一人で行けるお店ってありますか?
仕事が終わって「今日何食べようかな?」「軽く飲みたいな」
となった時にフラッと1人で寄れる店ってとても重要ですよね。
人生のとまりぎの様なひと時をすごせる 気の許せる店。
そんな「一人で行ける店」ないの?というお問い合わせが
多い恵比寿新聞。一人で気軽に行ける店って
どういう条件がそろってればいいんでしょうか?
そんな事考えてもみなかった。で。どういう所だろうか?
今回は読者の問いを真剣に考えてみようと思います。
そう!わからない事は女性に聞くしかない!という事で
女性に聞いてみた
まずは一人で行ける店がある女性に聞いてみました。
一人で行けるお店の条件
1)行けば誰か知り合いがいるから
2)お店の人が話に付き合ってくれるから
3)肩肘張らずに行けるから
4)明朗会計。意外と安い。1杯からでもOK
5)何気に飲みながら夕食も頂けるお店
6)出会いがある
7)化粧しなくても許されるお店
逆に1人で行きづらい店を聞いてみた
1)知り合いのいない店
2)お店の人とのコミュニケーションが無い店
3)気合を入れないといけないお店
まぁあたりまえでしょうね。シチュエーションで考えてみても
女性に限らず1人で4人掛けのテーブルで食事しながらお酒を楽しむ
って結構見ないですもんね。だからと言ってファミレスや
コンビニなんて絶対嫌だ!その他女性は男性客が行きそうなお店に
一人で行ってみたいけど勇気が無いという声もありましたよ。
色んな意見をまとめると
◆お店の人がフレンドリー
◆安心できるコミュニティーがある
◆こじんまりとした肩肘張らないお店
◆1杯からでも明朗会計なお店
◆出会いのあるお店
という事で広い恵比寿で一人でフラッと寄れる名店に
取材してみてその理由を検証してみようと思います。
今回訪れたお店はこちら
恵比寿西 ふさ助
上記の条件が揃っているお店と言えばほとんどが
「スーパーローカル店」しかないだろうと思った。
その中でも女性のお客さんが多いこちら知る人ぞ知る
恵比寿の人間交差点がこちら「ふさ助」
お店の構造からしていわゆる「田舎のスナック」略して「イナック」
しかしそのギャップからか!?しっかりとしたコミュニティがあるお店。
理由はそれだけでない。多くの人はこの人を慕ってきているわけです。
ふさこ姐さん
か・・・かわいい・・・・
こちらがお店のオーナでもあるふさこ姐さん。
年齢不詳。噂では「恵比寿西のアイアンウーマン」なる
トライアスロンの鬼という話を聞いています。
そんなふさこ姐さんを慕って通う女性も沢山いらっしゃる。
その他にどんな秘密があるのか!?
まずは検証してみたいと思います。
①明朗会計
う~ん。字が汚い。じゃなかった。結構良心的なお値段。
しかも旬を取り入れた構成で多くもなく少なくもなく
そこまで肩肘張らない気の利いた逸品物が多数。
アーリー60年代生まれの方にはたまらない
「あっさり」とした品ぞろえと酒が進む逸品も
多く取り揃えていますね~。ビジネスマンが好みそうなメニュー。
しかも家庭的。そういうこじんまり家庭感が指示を受ける理由なのかも。
ふさこさんは元キャリアウーマン
ふさこ姐さんは元バリバリのキャリアウーマン。
実は「ふさ助」はOPEN2年目。その前身であった「プレッセ」というお店の
頃からお手伝いをしていて足かけ約20年のお客さんと付き合っている。
そんな忙しいビジネスマンの気持ちがわかるんでしょうね。
しかもやっぱこんな美人ママがいればおっさんも鼻の下伸びるわけよね。ビロ~ン。
②細かい所が女性的
お店の中には可愛いアート作品が展示されていて
何気に「女性的」な部分がところどころに感じられる。
女性客に支持されるのはこういう所なんでしょうね。
その他にも食器が非常にセンスがあって可愛い。
こちら25年前にOPENした ふさ助の前身「プレッセ」の
オーナーが制作した陶器皿。実はふさ助で使っている
食器すべて前オーナーが制作した器だそうです。
めちゃくちゃ味があってかわいいんですよ。
手作り感を超えたアート的な作品。
大事に大事に引き継いで使われているそうです。
③スタッフがフレンドリーすぎる
こじんまりとした空間なのでお店の人と接しやすい訳ですが
そのレベルを飛び越えてここのスタッフはフレンドリーすぎる。
ふさこ姐さんもお話好きなのですが、特にこの左のカッパの様な
北村という男が曲者なわけですが・・・・
恵比寿新聞が伺ったときも全く知らない いちげんさんに
躊躇なく絡むなど。口から生まれたような男です。
そんな部分も横のつながりができるきっかけなんですかね。
④夜定食がある
仕事の忙しい方には本当に嬉しいですよね。
夜の定食口実に一杯という流れも乙ですよね。
しかも家庭的な定番メニュー。働く男女にはこの
心づかいが嬉しいですね。しかも美味しいですよ。
⑤意外と空いている(笑)
ここも重要かもしれませんよ。あっ。この写真はOPEN前ね。
よくあるのは繁盛店に行くと酔ったチャラ男がフィーフィー
うるさくてこちらが何を話していたのか忘れるほどの騒音レベルのお店。
結構苦手な方が多いですよね。やっぱちょっと空いてるぐらいが
話が弾むし、隣の方との親睦も深まるという事なんでしょうね。
ふさ助オーナーのふさこ姐さんにお話を伺ってみました。
ふさこ姐さん
ん~。えっと。あんまり考えてないかも(笑)結構「良い加減」にやってますよ(笑)でも気づいてみればここで知り合った方が結婚したりすること多いかもしれませんね。不思議な物ですね^^
そういう出会いあるでしょうね。
恵比寿新聞の研究報告です。一人で行けるお店の特徴
1)小さくてこじんまりした個店
2)あまり必死さを感じない店主
3)やけに絡んでくるちょっとうざいぐらいの店員
4)明朗会計で気の利いた逸品のある店
5)夜の晩御飯が楽しめる
という途中結果が出ました。その他にどういう要素があると
「一人で気軽に行ける気の利いた店」になるのか・・・・
皆さんのお勧めはありますか?
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ふさ助
東京都渋谷区恵比寿西2丁目3−9 浦-MKYエビスビル 1F
03-3461-1993