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代官山に農家の情報発信基地「農村BASE代官山」がOPEN。オープニングイベント「ファームキャンプ」が23日からスタート

ご無沙汰しております。恵比寿新聞でございます。
久しぶりの記事となります今回のトピックは
3月から断続的に続くコロナウイルス感染拡大。
都心では外食産業やエンターテーメント業界
その他様々な業界に激震が走っておる最中ですが
実は一次産業の農家さんも影響がありまして
そんな農家さんを応援しようととある試みを
今回取材させていただくことになりました。

結果から話すると
「このコロナでみんな進化している」
こんな土壇場の時だからこそ新しいイノベーション
が起きているそんな現場をご紹介します。

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場所は代官山駅からスキップで30秒の
めちゃくちゃ駅の近くにその場所はあります。
わかりやすく説明するとSASAバーガーさんの奥。
線路の横!とかなり交通の便が良い場所にあります。
恵比寿から徒歩で来たのですがこの第二波的影響か
人もまばら。いつもは人でにぎやかな代官山も
ちょっと元気なさそうな感じでございました。

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農村BASE代官山

実はこの記事が公開される本日7月23日海の日に
晴れてオープンすることになったこちら「農村BASE代官山」。
この場所で7月23日~8月2日まで新型コロナに
よる高級農産物の販売低迷を受けた生産者さんの
有機JAS認証や特別栽培の果物を中心に、
北海道から沖縄まで、全国の生産者ネットワークをもつ
「ふるさと21」のオススメする旬の農産物を
期間限定でお届けする
ファームキャンプ」が開催されるのです。

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仕掛け人登場

こちらこの場所の仕掛け人の浦岡さん。
まさに取材に来たのがオープン準備の真っただ中。
そんなお忙しい時間に作業しながらのインタビュー
となりました。

浦岡さんも生産者さん?と思いきや本業はデザイナー。
全国の有機農家さんを紹介する「farm letter
というプロジェクトに携わりなんと2018年
グッドデザイン賞を受賞。有機農家生産者さんの
想いがぐっと詰まったこの「farm letter
はこちらの農村BASE代官山でももらう事が出来ます。

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そんな「farm letter」を展開する中で
西日本有数のブドウの名産地・農家民泊のパイオニア
大分県安心院の農家さんが集まって立ち上げた
「ドリームファーマーズJAPAN」さんと協業で
全国の有機農家さんの情報発信の場所として
この「農村BASE代官山」のプロジェクトが誕生。

浦岡さん
折角だからこの農村BASE代官山のオーナーのドリームファーマーズjapanの安部さんとお話してみます?

恵比寿新聞
え!?いらっしゃってるんですか?

浦岡さん
いやいや。実はこの「農村BASE代官山」には生産者さんと直接話せるといっても過言ではない機能があるんですよ。

恵比寿新聞
え!?どういうことですか?

浦岡さん
じゃあやってみます?

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うぁw画期的w

実はお店の中には1台のパソコンがありまして
農家さんと直接Skypeでつなぎ農家さんの想いや
実際の現場をSkypeを通じてみる事ができる。

ドリームファーマーズjapanの安部さんはブドウ農家。
丁度安部さんの後ろにはたわわに実ったシャインマスカットが。

恵比寿新聞
安倍さん。お忙しいところありがとうございます。

安部さん
いえいえ。こちらこそ取材していただきありがとうございます。

恵比寿新聞
いや~。このつなぎ方今風ですよね!かなり感動。

安部さん
それもこれもコロナの影響で私たちも代官山に行けないことがこの仕組みにつながった感じなんですよ。コロナでなくとも生産者が都心で自分たちの作物をPRするとなると行くにも大変だし。だったらネットでつないで直接消費者の方や小売りの業界の方とオンラインで話せたら良いなと思って。

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コロナ禍で生まれたイノベーション

このコロナ禍の中安部さんの周りの農家も
間接的な打撃を受けている。観光農園の客足が減り
高級食材として果実は外食自粛により消費低迷。
そんな中なぜ「農村BASE代官山」を立ち上げたのか?
安部さんのお話によるとこの「農村BASE代官山」は
ただの八百屋機能ではない。実はこの場所は
全国に散らばる有機農家さん達が共同で支えている
と言っても過言ではない仕組みがあります。

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店内に所狭しと設置されたショーケース。
この1区画を農家さんが借り商品のPRするという
「区画貸し」という仕組みを採用。
その際の販売手数料は一切ない。常駐するスタッフは
商品知識にも長けたスタッフでわからないことがあれば
直接Skypeで農家につなぎ話が聞けるという
今までに見たことのない仕組みのお店だ。
仕掛け人の浦岡さんに話を聞く。

浦岡さん
誰かが仕入れて販売した手数料で商売するのではなく、一種の運命共同体のような仕組みなんですよ。まさにこの場所が「メディア」なんです。一般消費者も小売りの方も料理人シェフの方も訪れて頂ければ直接オンラインで農家の話を聞けたり色んな相談が可能なダイレクトにつながれる場所なんです。

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そうこうしているうちに

そんなお話を聞いている最中にも
今回のオープニングイベント
ファームキャンプ」の商品が
続々と届いてまいりました。
今回の商品セレクションは4つの地域から。
すべてこだわりの安心安全な栽培方法で
大切に育てられた果実やお茶などが販売される。

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この「ファームキャンプ」のプロデューサー
田中さんにもお話しを伺いました。

田中さん
元々代官山商店会の矢野会長とのご縁もあり代官山には想いがありましてこの場所での開催となりました。情報発信の街「代官山」で色んな方との出会いが始まる事を本当楽しみにしています。かたやこのコロナの影響で外食産業などの営業自粛や制限により嗜好品である果実やお茶などの生産物の消費が低迷している中で、まだまだ予断を許さない状況下、生産者さんの応援を継続的に行う為、このような仕掛けを考えました。セレクションした商品は素晴らしい日本が誇るこだわりの有機JAS認証栽培・特別栽培された商品です。是非足を運んでもらいたいです。

恵比寿新聞
ちなみに今回どんな生産者の商品が並ぶのでしょうか?

田中さん
そうですね。まずは沖縄糸満市で完全無農薬栽培されている大城さんのマンゴーですね。

恵比寿新聞
え!?完全無農薬栽培!?めちゃくちゃ難しいんじゃないですか????

巨大な完全無農薬マンゴー

巨大な完全無農薬マンゴー

マンゴーは減農薬で栽培することが難しい作物で、
そんな状況のなか、沖縄本島の最南端に位置する
自然豊かな糸満市で、沖縄マンゴー生産研究会の
大城さんは、化学肥料・除草剤・消毒剤を
一切使わず、高い技術力で完全無農薬マンゴーを
丹精込めて育て続けているというのだ。すごい!

浦岡さん
大城さんと直接話してみます?

恵比寿新聞
まじっすかー!?やっぱこれ画期的すぎる!!!!

糸満市の大城さん

糸満市の大城さん

恵比寿新聞
こんにちわー!大城さん!恵比寿新聞と申します。今回はお忙しい中ありがとうございます!

大城さん
いえいえ。届きましたか?マンゴーは?

恵比寿新聞
はい確かに届いております!素晴らしいサイズ!ビックリしました^^大城さん。今年のマンゴーの出来はどうでしたか?

大城さん
昨年もそうなんですが例年の3分の2ほどの収量で良いとは言えませんね。。

恵比寿新聞
そして今回のコロナ。やはり影響はあるのでしょうか?

大城さん
はい。ありますね。やはり消費が低迷しているからね。なんとかしたいんですが。なんともね。。

恵比寿新聞
作物は待ってくれないですもんね。。なかなかこんな立派な国産のマンゴー。しかも無農薬のマンゴーを食べるのって初めてなんですが、こんな時だからこそ聞けない情報。大城さん!大城さんはマンゴーをどうやって食べてますか?またどうやったらおいしく食べれますか?

大城さん
そりゃ~もう生で食べるのが一番!あと常温で保存してくださいね。マンゴーは追熟型と言って食べごろがあるんです。

恵比寿新聞
食べごろ!?

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テカテカしたら!

大城さん
マンゴーはね。収穫したての時は白い粉のようなものがついてるんですよ。一番の食べごろは常温で追熟させてその白い粉が消えてテカテカと光り出したらその時が食べごろなんですよ。

恵比寿新聞
うぁ~知らなかったー!!!そうなんですねーー!!!!いや~このダイレクトにお話聞けるのはかなり画期的。テカテカですね!

大城さん
そう^^テカテカね^^

恵比寿新聞
大城さんありがとうございました!!!

大城さん
はいはい~!どうもね~!

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恵比寿新聞
田中さん。知ってました?テカテカ?

田中さん
知りませんでした・・・・

浦岡さん
じゃあ次は山形天童市の特別栽培のさくらんぼをつくる森谷さんにつないでみましょう!

恵比寿新聞
なんか代官山に居るだけなのに全国とつながれるってなんかすごいな・・・これ。。

特別栽培のさくらんぼをつくる森谷さん

特別栽培のさくらんぼをつくる森谷さん

恵比寿新聞
はじめまして~森谷さん~!恵比寿新聞と申します~!

森谷さん
ふぇ!?麹町新聞?

恵比寿新聞
いえ~(笑)恵比寿新聞です~(笑)今回は出荷が忙しい中お時間いただきありがとうございます!まず最初にこのコロナの影響などありましたでしょうか?

森谷さん
そうですね。観光のさくらんぼ狩りなどは全く人が来ずにかなりの打撃を受けていますね。今まで我々がお付き合いさせて頂いていた「農縁(のうえん)」と呼んでるんですが農を通じたつながりの方たちがその分ギフトなど頼んでいただいているので助かっております。

恵比寿新聞
今年のさくらんぼの出来はいかがでしょうか?

森谷さん
今年は乾燥していたというのが印象で年々環境の変化で温暖化しているのが現状で、今まで以上に作物と対話しながら水がない時は水をやり、何とか頑張っている所ですね。

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農家さんおすすめの食べ方

恵比寿新聞
森谷さん。こんな時だからこそ聞けない話なんですが、森谷さんはどうやってさくらんぼを食べますか?もしくはどうやったらおいしくいただけますか?

森谷さん
そりゃ~生で食べるのが一番ですよ!(大城さんと一緒!)一度塩水に浸して食べると甘さを感じるのでお勧めなのと、是非やって頂きたいのは魯山人でもないのですが良い器に砕いた氷を敷き、その上にさくらんぼを乗せて食べてみてください。

恵比寿新聞
うわ~それは粋ですね~。

森谷さん
我々小さなころは「どんぶりさくらんぼ」と言ってどんぶり一杯にサクランボを入れてパクパク食べる。これもおいしいですよ。

恵比寿新聞
贅沢すぎる(笑)うらやましすぎる(笑)

森谷さん
命をつなぐ米や野菜なども山形では育てていますが、果実はいわば「癒し」の嗜好品であるわけです。是非コロナ禍の中で色々と東京の皆さんお疲れだと思いますので是非我々のさくらんぼを食べてひとときの癒しにして頂ければと思っております

恵比寿新聞
森谷さんありがとうございました。

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その他にも今回お話を伺えませんでしたが
北海道富良野で有機メロンですよ!有機JASメロンを
栽培する坂本さんの赤肉メロンの販売や
こちらも有機栽培が難しいとされるお茶を
静岡で作る岩崎さんのお茶「清流」
が期間限定で販売されている。

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日本の農業研究の最高峰とも言える今回のセレクション。
何年もこだわり続けた栽培方法で安心安全しかも美味しく
作物を生産する農家の皆さんを是非応援したいと思います。
是非皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?
今後の「農村BASE代官山」の活動も期待したいですね!

「農村BASE代官山オープンキャンペーン」
FARM CAMP by ふるさと21

◆開催日時
7月23日(木・祝)~8月2日(日) ※期間中無休
営業時間:10:00~17:00

◆住所
東京都渋谷区恵比寿西2-21-15 ポケットパーク代官山100

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