【恵比寿地元名店この逸品シリーズ】VOL.1小料理久原の鴨料理

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再び緊急事態宣言が発令される前日、地元で古くからお店を営む料理店も苦境に立たされている。最近では老舗の閉店が相次ぐ中、「無くしてはいけない味」がこの街にはある。そんな地元住民目線で「このお店ならではのこの逸品」という視点でショートコラムを書いていこうと思います。まずは第一弾。ご紹介するのは恵比寿駅から徒歩15分。渋谷東にあります「小料理 久原」。

「小料理 久原」は日本で一番小さな植物園こと「ふれあい植物センター」の横にあります。駅周辺の雑踏から離れなかなかアクセスしづらい場所にあるこのお店。恵比寿新聞がこのお店でこよなく愛する逸品が久原さんが造り出す「鴨料理」なんです。

合鴨のロース煮

古来から日本で食べられている「鴨」。平安時代から食されていたという説もあり、豊臣秀吉も大阪にて鴨の飼育を命じていたというほど歴史は古い。あの鴨独特の脂身から出る甘み。蕎麦でいうと「鴨付け」など鴨でしか醸し出せない味がある。鴨だけに。しかし独特の臭みや見た目とは違い赤みに脂身が少ない肉質をどう火入れするかで美味しさが大きく変わる調理しづらい食材でもあります。

小料理久原の久原さんの鴨の調理はまさに職人技。上記の写真「合鴨のロース煮」は特にその卓越した技が光る逸品。口に入れるとその肉質の柔らかさに驚かされます。そして鴨をかみしめた時に出るあの鴨の甘味。一枚一枚確かめるようにかみしめながら赤身の柔らかさと脂身の甘さを堪能できる逸品です。


合鴨と葱の塩焼き

そしてもう一品が「合鴨と葱の塩焼き」。これがまたうなる美味しさなんです。合鴨の旨味と甘味がしっかりジュワっと染みた葱。よく見てみると葱にはお出汁を吸い込むようにきめ細やかな隠し包丁が入っている。葱の香ばしさが合鴨の香ばしさとあいまって「鴨が葱をしょってくる」ということわざの意味を深く感じられる逸品です。

いつも無口な大将の久原さん。実は久原さんとの出会いは昨年中止になった「渋谷氷川神社例大祭」の神輿の行事からのお付き合いです。久原さんは地元の祭礼会「氷川会」ではなくてはならない存在なのです。

後ろで支えるのが久原さん

今年神輿は上がるのでしょうか?オリンピック次第なのでしょうね。。さてさて、小料理久原さんのお昼ごはんも格別なのです。おすすめはその日とれた旬の魚を使った定食や地鶏の唐揚げ定食は絶品。一つ一つの食材を久原さん自ら吟味して仕入れている太鼓判の素材をお昼にも楽しめるんです。

お刺身定食

さすが小料理久原さん。お米の旨さに手抜きなし。そして小鉢が豊富!恵比寿新聞が定食で特にファンなのが左横に鎮座します「シラス山椒」なんです。これがもうご飯何杯でも食べれてしまう逸品なんです。

お持ち帰りも可能な「シラス山椒」。ご自宅でもこの味を楽しめます。程よい塩梅の山椒の味付。炊き立てのご飯に乗せても良いだろうし、ごはんと混ぜ合わせておにぎりになんてしたら美味しいんでしょうね。

地鶏の唐揚げ定食

一つ一つが美味しいんです。唐揚げも気の利いたひと口大の大きさでしかも揚げ具合が絶妙。唐揚げ→ごはん→漬物→唐揚げ→シラス山椒→ごはん→汁→小鉢とごはんを中心に変幻自在・縦横無尽に箸が進むお膳でございます。テイクアウトなども充実しているので自宅での食事や飲み会のつまみなどにも最高なお店です。そして超気さくな名物女将の接客にも注目です。

是非皆さんも行ってみてはいかがでしょうか?

小料理久原

東京都渋谷区東2-25-38
03-6427-7877

まん延防止等重点処置の要請により営業時間を変更しています。
【夜】火~土 17:00〜20:00 (L.O19:00)
【昼】火~土 11:30〜14:30 (L.O14:00)
※定食の他に、単品・コースもご用意できます。
【定休日】日・月・祝
日々の詳細は「小料理久原」ブログにて

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