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【特集2】Vantan卒業修了制作展の制作現場に密着

Vantanの2013年卒業生が創る「Vantan卒業修了制作展」

Vantan Student Final 2013


が今月2月23日~24日恵比寿ガーデンホールとガーデンルーム

で開催されます。前回はデザイン学部の方達制作によるプロジェクションマッピング

の制作現場の取材をさせていただきましたが今回は第二段目。

伺ったのは「バンタンゲームアカデミー ゲーム学科」。

そう。今空前の成長産業でもあるゲーム業界で活躍を志願した

若き血潮がこのようにほら。集まって。切磋琢磨しておるのですぞ。

今回取材するのはそんなゲームアカデミーのゲーム学科内にある

「グラフィッカー専攻」という長~い名前の学科。

学生の皆さんには「GG」との愛称で呼ばれているこの学科に所属する

立石誠(タテイシマコト)さんにお話を伺う事が出来ました。

立石くん きゃわいい(笑)

立石さんは元々絵が好きな少年でつい最近まで美容師でしたが転職し

この「ゲームグラフィック」という分野をVantanで勉強する事になったそうです。

今回の卒展に向けての意気込みやどんな作品に影響受けたのかお話を聞いてみました。

立石誠さん
僕が影響を受けた作品と言えば
サイバーコネクトツーというゲーム制作会社が作った「.hack(ドットハック)」
という作品の世界感に魅了されてしまいまして。

(.hackドットハックとは?)
バンダイナムコグループを中心とした企業群による
ゲームを主軸としたメディアミックスプロジェクト。
Project .hackまたは.hack Conglomerateの名義で公表されている。

立石誠さん
Vantanで学ぶうちに自分の作品がどんどんスチームパンクに
影響を受けていることを感じ始めました。

恵比寿新聞
さっきから専門用語の嵐なのですが(笑)スチームパンクって
どういう物なんですか?

立石誠さん
そうですよね。わかりづらいですよね。スチームパンクというのは
例えて言うなら「鋼の錬金術師」とかもスチームパンクの影響を
うけていると思います。なんというか、表現は難しいのですが
時代背景が「蒸気機関車」を使っているようなサイエンスフィクション
やファンタジーの一種ですね。

恵比寿新聞
余計わからなくなった(笑)でも鋼の錬金術師はわかります。
あ~なんとなくわかってきました。現実世界にはないけど
昔っぽくて蒸気機関車の走っているような時代。
「天空の城ラピュタ」や「ハウルの動く城」もそうですか?

立石誠さん
そうですね!

恵比寿新聞
そもそも立石さんはどういう作品を作ったりするんですか?

立石誠さん
グラフィックには様々な分野があるんですが、たとえばキャラクターデザインや
背景デザインなど。僕は「背景デザイン」を主にやっています。

恵比寿新聞
どんなところにこだわったりするんですか?

立石誠さん
たとえば鉄は鉄でも鉄らしい質感を出すにはいろいろ工夫がいるんです。
「スペキュラー」という技法を使って光の反射や質感をうまく出すんですが
この辺はものすごくこだわっている部分がありますね。リアルに出したいので

恵比寿新聞
ちょっと今回の卒展に出品する作品少しだけ見たりできますか?

なにこれすごい(笑)

恵比寿新聞
立石さん凄いじゃないですか!!!!!!
これどのくらいかけて制作されたんですか?

立石誠さん
ありがとうございます。これは1か月かかりましたね。

恵比寿新聞
1ヶ月!?すごい。。。
今回の卒展にかける意気込みなんか教えてもらっていいですか?

立石誠さん
今回も卒展は校内コンペ(代表6人が選出される)で選抜されるので
僕の作品が選ばれるかどうかわかりませんが頑張りたいと思っています。
来ていただいた方に自分のグラフィックを見てもらい世界感が伝われば
本当に嬉しいです。

さて、お次の学科は。

バンタン映画映像学部に所属する鈴木孝之さんにお話を伺いました。

鈴木君 イケメン(笑)

本当にVantanには様々な学科があってビックリします。

中でも「映画映像学部」の卒業生は優秀のようで既にCMやPVの世界で

活躍する方がたくさんいらっしゃるようです。

今回取材させていただいた鈴木さんは卒展に30分の中編映画を出品されます。

いわゆる「監督・脚本」を担当されているという事で

どうしてこの世界を目指したのか?その他卒展への意気込みを聞いてみました。


恵比寿新聞
どうしてこの「映画」の世界に入ろうと思ったんですか?

鈴木孝之さん
実は大学卒業後、一度就職してるんですよ。しかし仕事をしている中で
お金を儲けるだけの行為や社会性に色々と疑問を感じて、
「ずっとこのままの生活をしていくのは嫌だ」と思い始め、色々と考えた末
「自分のやりたいことをやろう」と思いまずは勉強からという事で
会社も1年勤めましたがやめてVantanの映画映像学部に入りました。
当初は「映画」って感じでもなく映像に携わる仕事がしたくて入ったんですよ。

恵比寿新聞
そうなんですか!?会社を辞めてって凄い経歴ですね。
元々映画は好きだったんですか?

鈴木孝之さん
はい。親の影響もあるんですが、実際に小学校6年生の時、母親から
スタンリーキューブリック監督の「2001年宇宙の旅」を進められ
見た時に衝撃を受けて「こんな映画があるんだ」というのが
最初の映画との出会いですね。

恵比寿新聞
これはすごい作品ですよね。私もなんども見たことがあります。
その他にも影響の受けた作品などはありますか?

鈴木孝之さん
北野武監督の映画は初期作品も含め大好きですね。映画でしか表現できない
「何か」を北野監督は表現してると思うんですよ。とても尊敬しています。

恵比寿新聞
Vantanの映画映像学部でこれまでどんな作品を制作されたんですか?

鈴木孝之さん
まずはドキュメンタリーを撮りました。その時は助監督をさせていただいて
BiS(ビス)という異色のアイドルグループのドキュメンタリーを撮りました。
その他にはクアドロフォニックというバンドのPVの制作。こちらはコンペで
僕の案は通らなかったんですが。その他短編映画を2作品。色々やらせていただきました。

恵比寿新聞
冒頭で「初めは映像の業界で仕事したかった」という所から
「映画を撮りたい」となったキッカケについて聞かせてください。

鈴木孝之さん
ショートムービの監督をさせてもらうきっかけがあったんですが
その時感じたのが「映画って面白い」「監督やりたい」と思う事が
きっかけで映画の世界で頑張りたいと思いました。

恵比寿新聞
そして、今回の卒展に出品されるのも「映画」。監督という重責を
になっている訳ですがやっぱり大変ですか?

鈴木孝之さん
大変ですね(笑)休みも無い状態ですし。準備段階が11月中旬。
その頃からキャスト募集や脚本制作・役割分担をへて、
1月19日にクランクイン。2月3日に撮影を終えて今回の卒展の
締めきりが20日。たくさんの人とこの映画を製作している過程で
「やっぱり映画って本当に大変だな」とつくづく思いました(笑)

恵比寿新聞
自分たちですべてやらないといけないわけですもんね。キャスト選抜も
芸能事務所にお願いに行ったり、ネットで役者を募集したりと聞いています。
では今回の映画の見どころを教えていただければと。

鈴木孝之さん
映画のタイトルは「ceremony(セレモニー)」という題なのですが
サスペンス映画を製作しています。見どころは、ストレスを抱えた主人公
がある日妄想の中で「殺人が公認される世界」に入り込むんです。
現実と妄想が交差するサスペンス映画ですね。見てもらった方に
「新しい価値観の提案」を感じてもらえると嬉しいです。

恵比寿新聞
サスペンスですか!それは楽しみです。
最後に!貴方の夢は?

カンヌで賞を取る事です

鈴木孝之さん
結構でかい夢を言っちゃってますが僕が思うに夢は10分の1しか
かなわないと思っているんですよ。なので大きな夢は絶対必要だなって。

恵比寿新聞
夢は実現しないとですね。カンヌで受賞した時は恵比寿新聞で
独占取材させてもらいますからよろしくお願いします!!

という事で今回もVantanでの取材でしたが毎回取材させていただき思う事。

夢があるって素晴らしい!

こんな素敵な夢を現実的に実践的に「教育」という立場から応援している

Vantanは素晴らしいと思います。

 

Vantan Student Final 2013

 

は2月23日~24日の2日間。場所は恵比寿ガーデンホール・ガーデンルームの

2ヶ所でファッションからパティシエまで幅広いジャンルのshowが開催されます。

私たち一般の人も入場可能です。楽しみですね。次回はパティシエを養成する

レコールバンタンの卒展制作に密着します。お楽しみに。

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