恵比寿新聞は東京恵比寿の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

今後注目の大人の集まる「氷川神社参道」の老舗大衆焼鳥店「狼煙」がのろしを上げるまで

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新年あけまして
おめでとうございます

恵比寿新聞です。2019年が幕を開けました。

皆さんにとって本年も素晴らしい年に

なりますようにまずはめでたい渋谷氷川神社の

写真からスタートとなります。本年もよろしく。

最近注目の地区

皆さんこの渋谷氷川神社付近(渋谷東地区)に

行ったことはありますか?明治通り沿いに位置する

ここ「渋谷東」という地区。特に氷川神社の周りには

現在特徴的なお店がポコポコとOPENしている

ちょっと恵比寿新聞も要チェックな場所でして

独自の発展を遂げている。この近年お店がポコポコ

生まれてきた背景として「駅から離れて少し家賃安い」

という流れが大きく恵比寿駅から歩いて10分。

しかし独自の文化が生まれてきている。

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こちら氷川神社の参道沿いの商店群。

昭和の設えの建物にはブルックリンの肉屋を

テーマにした焼肉屋さんや、クラフトバーガーや

外国人に人気のカジュアルなイタリアンなど

カッティングエッジなお店が軒を連ね

都会の喧騒を離れ下町の風景にちょっとした

「村感」を出しているわけであります。

そんな「氷川神社参道」で既に13年間

カオスな空間でうまい独自の焼鳥を提供する

知る人ぞ知る大衆焼鳥の名店があるのを

ご存知でしょうか?

ケツ・ケツ・ケツ・ケツと目が行ってしまう入サワーのチラシ

ケツ・ケツ・ケツ・ケツと目が行ってしまう入サワーのチラシ

狼煙

あぁ・・・声が聞こえてくるぅー。

「また俺たちのオアシスを取材しやがって」

という声がぁー。実は恵比寿新聞、狼煙さんの

取材を交渉するために約5年の歳月をかけて

この程店主のアライさんに信用していただき

やっとの事で取材させて頂ける事に。

そして今回の主役となるアライさんはこちら。

赤いタオルがアライさん

赤いタオルがアライさん

しかしまたこんな駅から離れた「氷川参道」で

13年前になぜお店をOPENしようと思ったのか。

仕込み中の時間を利用して取材を敢行。

アライさんの過去から紐解いていくことに。

恵比寿新聞
アライさんお忙しいなかあるがっ・・・と・・・

アライさん
噛みましたね(笑)

恵比寿新聞
嬉しさのあまりお口の恋人がつまづきました。。。それとアライさんって怖そうだなぁと思ってお口の恋人が口元でストップしましたw

アライさん
ちょっとやめてくださいよ~ぉ(笑)結構気にしてるんですよー。人相が怖いのが(笑)実は俺顔が怖いからみんな怖いって思ってるみたいなんですけど、ぜんぜんそんなことないですから(笑)

恵比寿新聞
この会話で一気に親近感がわきました(笑)よかったー(笑)

アライさん
いえいえ。何から話しましょうか?

恵比寿新聞
いや~。恵比寿新聞も足かけ10年狼煙さんには通わせて頂いているので何から聞けばよいか。。そうですよ!

アライさん
え?

恵比寿新聞
肝心な話!お店は今年で何年目なんですか?

アライさん
えーっとね。12?いや。13年目に突入しました^^

恵比寿新聞
という事は2006年にOPENしたという事ですね。その頃ってこの通り「太古城」ぐらいしかなかったですよね。

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アライさん
そうねー。なかったかもねぇ。

恵比寿新聞
でもなんでこんな駅から10分以上も離れたこの「氷川神社参道」でお店をやろうと思ったんですか?

アライさん
ん~。。これね~。話せば長くなるんですけどいいですか?

恵比寿新聞
是非聞かせてください。

アライさん
元々俺。音楽が大好きだったんですよ。お店も見てもらってわかるように。当時レゲエが全盛期で。武蔵境に知り合いがやってた「アナンダ」っていうレゲエバーがあって、たまにDJも入るようなお店で、「こんな音楽かけながらバーとかできたらいいなぁ~」って若い頃ってそういう風に思う事ってあるじゃないですか?

恵比寿新聞
わかるような気がする。

アライさん
まぁ自分でもお店やりたいとずっと思ってたからその「アナンダ」でお酒を覚えるためにバーテンをやってたんですよ。でもそこやってる友達からお酒のイロハを教えてもらうつもりがお店に来るバーテンダーのプロのお客さんから教えてもらって(笑)ふつう逆でしょ(笑)その頃ダブルワークして昼間はビルのガラス掃除。夜はバーテンって生活で。

恵比寿新聞
お店始めるための資金集めってやつですね。

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転機

アライさん
それがある日、ガラス清掃のバイトしている時にビルから落っこちちゃって怪我したのを期にそのバイトをやめて、その頃渋谷に昨年かなり話題になった「青山蜂」がOPENするから働かないか?って言われたので怪我してたんだけど働くようになって。

恵比寿新聞
水曜のカンパネラのコムアイちゃんの発言も頼もしかったですが、いや~。青山蜂は恵比寿新聞もOPENするぐらいから遊びに行ってました。当時音楽カルチャーの発信基地でしたよね。

アライさん
そうそう。そこで店長をずっとやってたんですよね。お店やりたいはずが、そこから夜の音楽シーンを作ってるクラブで働くことになるんだけど。

恵比寿新聞
当時はあの辺は「BAR青山」や「青山MIX」その他「マニアックラブ」など様々なクラブがどっかんどっかん言ってた頃ですよね。

アライさん
まぁ当時は凄かったよね。人があふれかえってたから。青山蜂はお店の表がOPENな結構良い広場になってて、よくそこでくつろいでたんですよ。それもあって「自分の店持つときは外で俺の好きな焼鳥と音楽が楽しめる店にしたいなぁ」と思ったのもその頃からなんだよねー。

恵比寿新聞
青山蜂は随分長かったんですか?

アライさん
いや。その後もあって(笑)青山蜂をやめて原宿に新しくできる「神宮前Bst(ビースタ)」って箱をやることになって。結構音楽が中心の生活が続いたわけです。

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店を持ちたい

恵比寿新聞
で、そこから焼鳥屋さんを始めたんですか?

アライさん
いやいや。いきなりは経験がなさ過ぎて無理なのでやっぱりちゃんとどうやって作ってるのかとか勉強しなきゃいけないなと思って。当時も今も良い焼鳥屋さんって「焼場」に立たせてもらうようになるまでにかなりの年月がかかるのを知ってたので、もうすぐにでもお店やりたいと思ってたので、すぐに焼場に立てるお店を見つけて修行したんだよね。

恵比寿新聞
で。本題の「なぜ駅から遠い氷川神社参道にお店を出したのか?」なんですが。

アライさん
まぁ話を聞いてもらった通りほぼこのお店を始める前までは渋谷の音楽カルチャーのど真ん中に居たので、お店を始めた時そんな仲間が集まれるようなところを模索したんだけど、並木橋を境に渋谷側は、とんでもなくめっちゃ家賃が高くて。それで家賃の安いほうへどんどん遠ざかって来たら気が付けばここまで来ちゃったという(笑)

恵比寿新聞
そういうことなんですか!!

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苦しい時期

恵比寿新聞
OPEN当初はどうだったんですか?

アライさん
いやぁ~もう散々でしたよ。全然人が来ない。死んだと思った。

恵比寿新聞
どのくらい大変な時期は続いたんですか?

アライさん
3年かな~?OPEN当時は今みたいにちょうちんや壁にべたべたメニューはったらしてなくてちょっと「クール」を装ってたんですよ。その当時いた料理人もダイニング系の料理が得意だったので料理も今とは全然違う状態でした。しかもこの参道、全然神社の参道なのに人が通らなくてね。

恵比寿新聞
うぁ。意外でした。そんなクールを装ったダイニング的な感じだったんですね。

アライさん
こりゃだめだなぁと思ってOPEN3年目でイメージをガラっとかけて今の状態になるんだけど。

恵比寿新聞
やっぱり顕著に効果は表れたんですか?結果は。

アライさん
そうですね。意外だったけど全然変わったかな。みんな「大衆的」な雰囲気を求めてたのかも。

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OPENから変わらぬ料理

恵比寿新聞
そんな「クール時代」から「大衆時代」を経てOPENから変わらぬ味で出している物ってあるんですか?恵比寿新聞は「狼煙」と言えば「ジャークチキン」というイメージがあって。

アライさん
そうなんですね。ジャークチキンは元々最近まで「ジャーク串」って名前で焼鳥のように串に刺して出してたんだけど。

恵比寿新聞
読者の皆さんが「ジャークチキンってなに?」ってなっているとアレなので捕捉するとジャマイカの名物料理でドラム缶を半分にした焼場で様々なスパイスに漬け込んだ鶏肉をBBQスタイルで焼く料理の事でスパイシーな味わいがたまらない逸品なんですが。そういえば最近は「串」じゃなくて「皿」で出しているんですね。

アライさん
そうそう。今はお皿で出すようになって、好評ですよ^^沢山食べられるし^^

恵比寿新聞
これが何とも言えない酸味と旨味とスパイシーさがビールを誘うんですよね~。狼煙のジャークチキンのファンです。

アライさん
あら。そうなんですね。うれしい^^ありがとうございます^^

ジャークチキン

狼煙のジャークチキン

さっぱりまずは!

恵比寿新聞
あとその他OPEN当時から変わらぬ味で出しているメニューってあるんですか?

アライさん
そうですね~。白レバーのたたきもあるけど、「モモのタタキ・シークアーサーポン酢」は昔から変わらないメニューですかね。

恵比寿新聞
あー。焼鳥の前にまずは!というような逸品ですよね。鶏肉は朝挽きの鶏肉ですか?

アライさん
もうOPENから付き合っている肉屋がうちのため専用で入れてくれているから旨味もあっておいしですよね。この鶏肉。

恵比寿新聞
弾力もあって旨味も焼鳥にすこぶるあってるし、タタキもまたうまいですよね。

モモのタタキ・シークアーサーポン酢

モモのタタキ・シークアーサーポン酢

ラーメンマニア必見

恵比寿新聞
あと、ラーメンも最高に美味しいですよね!この間来た時に初めて食べて。

アライさん
え!?あんな前から来てるのに初めて食べたの!?

恵比寿新聞
いや~。狼煙に「え!?ラーメンなんてあったっけ?」と思い頼んで食べたらびっくりするぐらい鶏ガラスープマニアにはたまらないラーメンですよね。

アライさん
いやぁ~うれしいですね~。

恵比寿新聞
下手したらその辺のラーメン屋よりうまいと思います。

ラーメン通もうなる狼煙のラーメン

ラーメン通もうなる狼煙のラーメン

シンプルイズベスト

恵比寿新聞
それと、あれですよ、アライさん!「ピーベー」ですね。狼煙に来たらこの「ピーベー」から始まる。

アライさん
あー。みんなハマってる逸品ですね。

恵比寿新聞
所謂「ピーマン」と「ベーコン」の炒め物、略して「ピーベー」なんですが、なんかこれ癖になるんですよね~。

アライさん
全然シンプルなつくりなんだけどね(笑)

恵比寿新聞
「ピーベー」と「ホッピー」ですよ。もう風呂上りにヤッたら最高ですよね!あ!

これが魔性の「ピーベー」

これが魔性の「ピーベー」

思わぬシナジー

アライさん
え?「あ!」ってどうしたの?

恵比寿新聞
改良湯さんのお客さん多いんじゃないですか?

アライさん
実はそうなんですよー。風呂上がりに一杯飲みに来るお客さんが昔から多いんですよ。

恵比寿新聞
友達のサウナーも仕上がった後に狼煙でよろしくやってるのをよくSNSで見るくらいですから。

アライさん
そうそう。ありがたい事に銭湯上がりのお客さんよく来てくださってますよ。

恵比寿新聞
改良湯でさっぱりしたらまずは「ピーベー」と「ホッピー」のセットですよ。「サウナーセット」とか作ればいいのにw

アライさん
あぁ。いいかもね。

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やっぱ焼鳥

恵比寿新聞
で、その後、ウーロンハイに切り替えて焼鳥しばくみたいな(笑)あは(笑)

アライさん
あはは。ありあり^^

恵比寿新聞
最近焼鳥って高級店がどんどん増えているイメージがあって、それはそれで素晴らしい事だと思うんですが、大衆的でリーズナブルな焼鳥屋さんの存在は恵比寿にとっては貴重です。

アライさん
まぁでもここは本当に人が歩いてこない場所だからね。

恵比寿新聞
でも本当に最近この「渋谷東」あたりはカッティングエッジなお店が増えてきたなぁ~と。

アライさん
本当にここ最近ですよー。

恵比寿新聞
すごく良い兆候だと思うんですよね。恵比寿は現在若年層の方々もたくさん遊びに来る場所になったのでちょっと足を延ばして「氷川神社参道」で大人の舌鼓っていうのはアリだと思います。

アライさん
盛り上がってくれたらいいんだけどね。

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恵比寿新聞
氷川神社例大祭(神輿祭り)の時はこの道に屋台が立ち並ぶまさに「神社の参道」だから、平日も賑わっていてもおかしくないですもんね。

アライさん
ほかの地方でも神社の参道は賑わっていたりするから渋谷の氷川神社も賑わってもらいたいですよね。

恵比寿新聞
逆に恵比寿駅から離れているのもあるので大人が集う地域としてはばっちりだし。もうその波が少し起きていますね。

アライさん
氷川神社は縁結びの神様だし、この街に来て良いご縁をいただいたと思って盛り上げたい。

恵比寿新聞
とにかく二日に分けてお忙しいところご取材させていただき誠にあるがっ・・・・と・・・

アライさん
また噛みましたね。

2日間!?

実はこの取材はアライさんにお話を聞く1日と

食事の撮影をするための1日と2日間に分けて

取材をしているのです。絶対に恵比寿新聞は

1人で食べきれないので助っ人と一緒に取材。

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かんぱーい!

右奥から渋谷駅で外国人観光客のアテンドを

行っているJapan Local Buddyの翔太君と同僚の茉侑佳さん。

きれいなピカピカは恵比寿のスパイダーマン

こと鷹野さん。左奥はtabilaboのMIWAさんに

お隣が恵比寿の広告代理店にお勤めの中村さん

にご協力頂きました。

ピーベーに舌鼓

ピーベーに舌鼓

スーパー保育士のケイト先生らーめんズル吸い

スーパー保育士のケイト先生らーめんズル吸い

吉柳の4thFingerさんも御用達。

吉柳の4thFingerさんも御用達。

ご協力ありがとうございました。

ご協力ありがとうございました。

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炭火やきとり 狼煙(のろし)
東京都渋谷区東2-20-18 #107
03-3406-1455
http://norosi.net/

月〜土18:00~24:00(L.O.23:00)
日16:00〜23:00(L.O.22:00)

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