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車いすに乗って恵比寿の街を散策して分かった「心の段差」with 伝える人になろう講座

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恵比寿新聞編集長のタカハシです。

今回の記事は長いですよ。

何不自由なく生活している健常者である

私たちにとって「障がいのある方」の

生活はなかなかイメージし辛いですよね。

 

毎日恵比寿の街を歩いていて

障がい者にとって便利?不便?など考えて

歩いたことはほぼ100%なかった自分が

今回あることを体験したことで

視点や考え方や多様性についてとても

考えさせられる良い経験になりました。

なので皆さんにシェアしたくて

今回まじめに記事を書いています。

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きっかけは恵比寿に事務所を置くマイメンの

ジャーナリスト堀潤さんと続けている

受信・発信・学習・支援を学ぶ講座

伝える人になろう講座」の8月の講座テーマ

”補助犬を知っていますか?”でのロケで

「恵比寿は車いすユーザーにとって優しい街か?」

わたくし恵比寿新聞が車いすに乗って

恵比寿を回って感じたことを取材するという

ものでした。我が街恵比寿は大丈夫か!?

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一番手前で被写体がいないところに

ピントを合わせている方が微笑み王子こと

堀潤さん。右から桃屋の「ごはんですよ」の

キャラクターに似た方がamuの千々和さん

真ん中にいらっしゃるのは今回のアドバイザー

NPO法人 日本補助犬情報センターの橋爪さん。

そして一番左にいるイケメンが僕です。

この4人で、恵比寿は車いすユーザーにとって

優しい街なのか?という検証取材を開始。

まずは恵比寿駅から出発することになりました。

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まずは基本的な操作を日本補助犬情報センター

橋爪さんに教えてもらうことに。

橋爪さんの活動は補助犬の活動の理解と

普及を目指すNPO法人。今回は「補助犬」ではなく

「車いす」を使って気づいた点について

アドバイスや解説をお願いいたしました。

母のように使い方を教えてくださいました。

ママ~(´◉◞౪◟◉)

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まず乗ってみた感想は….

車いすって意外と体にぴったり

フィットするコンパクトなものなんだな。

そして当たり前だけど全然動かしづらい。

動かし方がわからない。しかも人通り多い。

ゾワゾワ感半端ない(;’∀’)

とりあえず、恵比寿西口ロータリーから

駅の改札前を通って恵比寿1丁目側に。

★気づいたこと
①人通りが多いと緊張感半端ない
②ちょっと邪魔がられて傷つく( ;∀;)

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JR恵比寿駅には階段で降りれない

車いすの方の為のエレベーターがあります。

エレベーターの長さ、なんと約50㎝。。

え!?50㎝の段差だけの為にエレベーター

が存在することにびっくり。

西口ロータリーから改札前を通って

恵比寿1丁目を出るまでにかかった時間

なんと5分。。普段歩けば30秒で渡れる

距離がこんなに時間がかかるとは・・・

★気づいたこと
①エレベーターのボタンが押しづらい場所にあると不便だな~
②ドアの閉まるタイミングが怖い&狭い
③点字ブロックが車いすの操作性を低下させる
④親切にドアを開けてくれる千々和くんが実は邪魔だったw
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べろべろばー!

いや。違うんですよ。

やっとの思いで改札前を通って休憩しようと

車いすを停めたら、勝手に車いすが

動くんですよ…..手を放すとガガガガって…

え!?ちょっとまって…ここ坂道だったの?

普段歩いているときはこの場所が坂道だとは

全然気づいていなかったのですが

車いすに乗ると少しの坂でもわかるんです。

だって何もしなくても動くんだもん….

★気づいたこと
①ちょっとの高低差が分かった
②この時点でブレーキの存在に気付く

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えっちらおっちら…

この道。平らに見えるでしょ?でもね。。

実はこの道もかなりの高低差があるんです。

たぶん見てわからないと思うので解説すると

歩道側が高くて道路側に行くほど低くなる

ので走るとこの通り・・・・

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道路側に引き寄せられる

車いすを手で漕いてまっすぐ行こうとしても

どうやっても道路側に引き寄せられて・・・

これがまた自分の体重もあるのですが重い。

しかも歩道はオシャレ仕様のレンガチックな

デザインでこのちょっとした凹凸がつらい。。

★気づいたこと
①ちょっとした高低差があるとまっすぐ行けない
②オシャレ凸凹が手が取られて結構辛い

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あら?どうしたの?

玉川青果のお母さんに遭遇。

「え!?恵比寿新聞さん怪我したの?」

「いや。今街のユニバーサルデザインを…」

「え?ユニ?クロ?なにそれ?」

と堀さんが詳しく解説してくださり理解。

そのまま恵比寿名物「恵比寿ストア」に

入っていくことに。

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八百屋さんと魚屋さんの間はすんなり

車いすで自力で入れて和気あいあいモードで

近所のおばちゃんにチャチャ入れられながら

ストア内をするすると進んでいたのですが

ここで思わぬことが発覚。

最後の出口がすごい段差

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ちょっと!聞いてないよ!

近所のおばちゃんにあたる始末です。

入口・出口に「段差あり」なんて

書かれているほうが稀なわけでして、

こんなトラップが存在していたとは。。

橋爪さんに手助けして頂くことに。

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え!?後ろから!?

いやいや。ちょっと待ってよ。

前から降りるんじゃないの?・・・・

後ろからってかなり怖いよ・・・・

こけたら後頭部直撃のバックドロップ

状態ですよ。本当に大丈夫?橋爪さん!?

橋爪さん
ちょ….と….恵比寿新聞さん…

恵比寿新聞
(;;;՞;ਊ՞;;)ヒィー。。。後ろ怖い。。。どうしました?・・・・

橋爪さん
お・・・・重い・・・・

恵比寿新聞
・・・

 

後ろ向きで降りることに。

無事着地。。。

★気づいたこと
①後ろ向きで降りるの怖い
②助けてくれる人探すの大変
③助けてサインで目を合わせるもそらされてショック
④自分が太っていることに気付く
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堀潤
どうですか?タカハシさん^^

恵比寿新聞
どうもこうもないよ!ヽ(#`Д´)ノ後ろから降りるなんて聞いてないよヽ(#`Д´)ノ怖かったんだぞ!

堀潤
ははははは(さわやかに)

橋爪さん
前から降りるほうが危険なんですね。降りる際、後ろからは車いすでは基本です。

恵比寿新聞
でも助けてくれる人が橋爪さんだから慣れているし安心だけど、補助する側初心者だと結構怖い!!失礼かもだけど。。怖い。。

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ということで一行は先へ進みます。

ここまでの走行距離約100m・・・

取材しながらですが30分かかった。

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え!?どうしたの!?

恵比寿の定食屋「こづち」のあやさんに会う。

あやさん
いや。さっき車いすで走っているのを見てさ。どうしたのかな?と思って走って来ちゃったよ

恵比寿新聞
いま、この街が車いすの方にとって優しい街か車いすに乗って検証してるんですよ。

堀さん
どうですか?恵比寿は優しい街ですか?

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あやさん
まぁこの辺の人たちはみんな優しいからね~

堀さん
そうなんですね~。

あやさん
ちょっとwちゃんと載せるときは事務所通してよw

恵比寿新聞
へーい(笑)

★気づいたこと
①事務所ってどこやねんw

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近くの美容室へ

こちらタコ公園の隣の美容室「スタンス」さん。

スタンスさんはちゃんとバリアフリー構造なのか

突撃隣の美容室ということでチェック!

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え!?まじ?

恵比寿新聞
え!?いきりなり段差?

スタンスさん
そうなんですよ。以前は車いすでも登れるブロックがあったんですが、大家さんの都合で無くなったんですよ・・・

堀潤
スタンスって車いすのユーザーさんとかいらっしゃいますか?

スタンスさん
はい。実際に足の不自由なお客様もいらっしゃるのでこの段差困りますね。。

堀潤
ではどうやってお客さんを店内に?

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せーのっ!ふっ!(⑅∫°ਊ°)∫

まさかの3人がかりで・・・

このとき芽生えた気持ちが

申し訳ない…

という気持ちだった。。。

別に障害を持っていることが

悪いとは思わないけどなんだろう。

この申訳なさ。口から出る言葉は常に

すみません….

しか出てこなかった。。

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店内は段差がなく車いすにも

心地よくスムーズに移動できる

仕様になっていた。

段差がないだけでこれだけストレスが

無いものなのか・・・・

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スタンスさん
これから高齢化社会がやってくるじゃないですか?やはりそういうことも考えて店内もバリアフリー構造にしているんですよ。

恵比寿新聞
床が超フラットで快適でした^^そのほかにはどういうところがユニバーサルデザインというかバリアフリーなんですか?

スタンスさん
美容室の椅子が備え付けの所が多いのですが、うちは椅子をのけられるので車いすの方でも利用できるんです。

恵比寿新聞
なるほどなぁ~。細かいことだけどとても大事なことですよね。

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なぞの記念写真(笑)

まぁいいか。

また降りる時も3人がかりでお手伝い

してもらって降りました。

スタンスさんありがとうございます。

★気づいたこと
①手伝ってもらうと凄く申し訳なくなる

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超きつい・・・

恵比寿新聞
堀さん・・・ちょっと休憩しません?

堀潤
あぁ~^^疲れたでしょ~。

恵比寿新聞
なんかね・・・手が痛い。

堀潤
そうですか~。痛いですね~。

恵比寿新聞
痛いです。

堀潤
先を急ぎましょう^^

恵比寿新聞
この鬼!!!

★気づいたこと
①堀潤はいつもニコニコしてるけど実は「ドS」
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こういうガードレールに

駐輪している自転車をよけようとしたら

横の溝にハマって動けなくなりました。

こういう時また誰かに助けを求めなければ。

そのとき変な気持ちが芽生えました。

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なんか悔しい

人に助けてもらわなければ自分は何も

できないんじゃないかという何とも

情けない気持ちが芽生えてきました。

すると人に声をかけることすら

嫌になってきて・・・むしろ申し訳ない

気持ちを通り越して何とも言えない

気持ちになってしまった。

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友達の存在

側溝にハマって動けない僕に気付いたのか

amuの千々和君が一目散に助けてくれた。

この時、ここまでの車いすの旅で

出会った人たちの顔が思い浮かびました。

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街で会えば

「どうもどうも~!げんき?」

「最近どうしてる?」

って声を掛け合う人たちの存在を

この「2センチの溝」にハマって

動けなくなった時に

どれだけ有り難い存在かを知りました。

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いつもは「当たり前」のことが

「有り難い」と感じたんですね。

この時やはり強烈に思ったのは

都市生活の課題でもある

「近隣のつながりの希薄化」

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障がい者であろうが健常者であろうが

辛いときや悲しい時や困ったときに

声をかけてくれたり助けてくれたり

寄り添ってくれる「近所のともだち」って

とても貴重な存在だと思いました。

★気づいたこと
①「道の段差」は近所づきあいで越えられる

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最終目的地

ブレッツカフェル・コントワール

にたどり着きました。もちろんスタッフの

方に支えられて入店。この時既に

「すみません」という言葉から

「ありがとう」にかわっていました。

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橋爪さん
恵比寿新聞さん。いかがでしたか?

恵比寿新聞
いや。これだけ辛いものだとは思わなかったです。。

橋爪さん
頑張りましたね~。たくさん坂道ありましたからね~。

恵比寿新聞
気持ち的にも手助けしてくれていることに「申し訳ないな~」と思うようになったりとか。

堀潤
うんうん。「すみません」って何回も言ってましたよね。

恵比寿新聞
でも途中で「すみません」という気持ちから「ありがとう」に変わったんですね。

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補助犬だったら?

橋爪さん
そうなんですよ。恵比寿新聞さん。車いすユーザーさんや補助犬ユーザーさんがいつも心に持っている「すみません」の気持ちがいつの日か社会がちゃんと理解して「ありがとう」に変わればいいなと思っているんです。

恵比寿新聞
僕もそうなる道筋が見えてきたように思えます。今回は「車いす」でしたが「補助犬」の現在の状況ってどうなんですか?

橋爪さん
2002年、国は不特定多数の人が出入りする飲食店や病院やお店などに盲導犬、介助犬、聴導犬の同伴受け入れを義務づける法律「身体障害者補助犬法」を作ったんですね。でもね。。

恵比寿新聞
でもね?

橋爪さん
補助犬ユーザーの60%が入店拒否の経験があるんです。

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周知がされていない

8月10日恵比寿amuで開催された

「伝える人になろう講座」

”補助犬を知っていますか”の時に

登壇いただいた盲導犬ユーザーさん

聴導犬ユーザーさんから

こんな話があったんです。

★実際にあったこと

・保健所からダメと言われたと拒否
保健所から動物の入店は衛生上だめだといわれているのでという返答で拒否。しかし補助犬は特殊な「運転免許」ぐらいの試験をパートナーと補助犬が受けて衛生的にも非常にきれいに管理されている。

・入店はできたものの端に座らされる
拒否後しっかりと説明をして入店はできたもののお客さんのいない一番奥の席に通される。なんだかさみしくなった。

・いつもの行きつけの店から拒否
いつも行きつけで大好きなパスタ屋さんから突然「入店できません」と言われる。お客様からクレームが入ったからだそうです。

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優しい無視

聴導犬ユーザーの東さんから

こんな話がありました。

聴導犬ユーザー東さん
補助犬は見た目も普通の犬と変わりません。ちゃんとわかりやすく「盲導犬」とか「聴導犬」とか「介助犬」と書かれているのですが、よく「かわいい~」と普通の犬のように可愛がってくれるのですが、聴導犬は我々耳となって働いてくれています。遊んでもらうと仕事ができなくなるんです。なので本当に申し訳ないのだけれども、できるだけ犬には温かく見守るように「優しい無視」をしてください。

 

補助犬全般に言えるこの「優しい無視」

つい可愛いからよしよしヾ(・ω・`)

したくなっちゃいますよね。。

補助犬はパートナーを守るために

かなり仕事に集中しています。

でもそこはロボットじゃなくて犬。

触られたり、声をかけられたりすると

集中が途切れてしまうようなんです。

なので

・犬に声をかけない
・犬に触らない
・犬と目を合わさない

なんだそうです。

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補助犬がかわいそうに見える

盲導犬ユーザーの須貝さんが

こんなことをおっしゃっていました。

盲導犬ユーザー須貝さん
よく「補助犬ってかわいそう(>_<)」というイメージがあるのですが、とても残念ですね。24時間働かされていると思われがちですが、こうやってトークをしている時補助犬は「あ。今は僕の仕事じゃないんだな」と大人しく寝ているんですね。家に帰って「ハーネス」を外せば彼らはとても楽しく生活しているんです。かけがえのない家族なんですよ。

 

伝える人になろう講座中、須貝さんの

パートナー犬「クロスくん」は

爆睡して夢を見てピクピクしてたり(笑)

トーク中はほぼ睡眠していて凄くおとなしい。

本当にこれは驚きです。

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補助犬と暮らしたことで

盲導犬ユーザーの森山さんが

こんなことをおっしゃっていました。

盲導犬ユーザー森山さん
ドーサ(森山さんのパートナー犬)と暮らすようになっていろんな事が変わってきたんです。補助犬といるとなんだかほかの人より目立つんですね(笑)最近はコンサートによく行くのですがドーサを連れていると「あっ!この間も会ったよね」とか「前回のコンサートで見ましたよ」って知らない人から声をかけてもらってそこでつながりができてきているんです。とてもうれしいことです。

 

森山さんはドーサと暮らし始めてすぐ

海外に留学をしたそうです。

まだまだ信頼関係ができる前にいきなり

留学生活はとても不安だったそうなのですが

思い切ってドーサと生活したことで

独自のコミュニケーションができるようになり

今では「気持ちがわかりすぎる」というほど

つながりが強くなったそうです。

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最後にお話ししてくださった聴導犬ユーザーの

辻さんの言葉が身に沁みました。

辻さん
障がいがある人もない人もこうやって話し合えることが素晴らしい事だと思います。これからもみんなに「補助犬」考えてもらいたいです。よろしくお願いします。

 

実はこの後、皆さんで打ち上げに。

その時聴覚障がいのある辻さんが

こんなことを言ったんです。

辻さん
視覚障がい者の方と聴覚障がい者のコミュニケーションはどうすればいいのかな….?

 

というのも

聴覚障がい者の方と視覚障がい者の方の

コミュニケーションはとても難しいんです。

なぜなら聴覚障害者には音が聞こえないし

視覚障害者は手話などが見えないからです。

「筆談かな?」という声に

視覚障がいのある須貝さんがこう答えました。

 

須貝さん
実は書くことも難しく、残念ながらそれを見ることもできないんですよ。でも….

 

と言って「ペンありますか?」と言ったんです。

須貝さんは30歳の時に

視力の大半を失いました。

「何年ぶりに字を書くんだろうなぁ~」

と言って書いた言葉が

「辻さん。愛してるよ♡」

というメッセージだった。

伝えたい想い

障がい者であろうと

健常者であろうと

「伝えたい」という想いが

いろんな困難や障壁を飛び越えて

「伝わる」ものなんだなと思いました。

須貝さん
障がい者が「生きづらい」って思ってるかもしれませんが、普通に五体満足の人だって生きづらいって人いるでしょ。みんなひとりひとり「ちがう」んですよ。

撮影:
GARDEN Kasumi Inoue
恵比寿新聞 長澤苗

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