【震災3年企画】恵比寿で今も継続的に復興支援活動を行う方たち

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東日本大震災から今日で3年目を迎えます。

初めに今回の震災で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

都会では地震の記憶が薄れるように既に普通の生活に戻っていますが、

未だ、東北は完全に復興していると言い難い現状がありまだまだ支援が必要。

あまりにも大きな震災の被害。私たちにできる事っていったいなんなんだろう。

今でも自問自答を繰り返し日々の生活に追われているのが現状です。

しかし3年経った今でも恵比寿の地で被災地を思い支援活動されている方達が

いることを紹介できればと思い今回の特集をすることとなりました。

たくさんの活動をされている方がいらっしゃる中、すべての方のご紹介が

できませんが「震災を忘れない」という気持ちで支援活動を行ってらっしゃる

方達すべてにエールを送りたいと思います。

 

アトリエ・エビスさんの活動

アートの力で被災地支援

恵比寿の老舗絵画教室「アトリエ・エビス」さんでは震災以降

絵を習いに来ている会員さん一人一人がサムホールサイズの

絵を描き、出品する事でチャリテーを行っているそうです。

毎年行われているようで今年で4回目。サムホールとはハガキ2枚分のサイズの

手持ちで使用できる小型のスケッチ箱。また、小型のスケッチ板を指す言葉で

このサイズの絵を展示するのが「サムホール展」だという事です。

この「サムホール展」で販売した作品の売上金全額を芸術文化を支える下記支援団体へ

寄付しているそうです。アトリエ・エビスさんはアートの力で支援活動されているんですね。

この3年間の支援実績の寄付額累計:3,984,500円(2013年12月19日現在)

今年も4月5日~13日まで場所は恵比寿弘重ギャラリーに開催するようです。

弘重ギャラリー 東京都渋谷区恵比寿3-36-7


アトリエ・エビス

 

伊東建築塾さんの活動

建築の力で被災地支援

先日取材させて頂いた伊東建築塾さんでは建築家伊東豊雄氏が被災地に設計した「みんなの家

というコミュニティ施設が有名ですが現在も伊東建築塾で被災地の事を思い

人が暮らしやすい環境を日夜研究されています。

2014年の公開講座でも被災地で「みんなの家」を建設した見地から、

人が生きていく根源的な力をどのようにして建築が与えることができるのだろうかと

というテーマを持って講座をされています。

 

恵比寿ロータリークラブさんの活動

スポーツの力で被災地支援

社会貢献活動を主軸に活動を続ける恵比寿ロータリークラブさんは

2011年の被災の年から物資やこたつその他電動自転車などを提供してきました。

最近ではソニー仙台FC 塩釜RC 利府RC 七ヶ浜RCのご協力で幼稚園・小学生約100名と

中学生20名の総勢約120名の子ども達が集まり2002年日韓ワールドカップの試合会場と

なった宮城スタジアムのメインピッチで「子どもサッカー教室」を開催したそうです。

恵比寿ロータリークラブ
 

チーム恵比寿さんの活動

癒しの力で被災地支援

チーム恵比寿さんは、整体師、ネイリスト、ミュージシャンなどの集まりで結成されています。

毎月マイクロバスで気仙沼・陸前高田・大船渡・釜石などの仮設住宅や仮設商店街を訪問し

マッサージや音楽その他皆さんのできる事で被災地で暮らす方達を応援しています。

チーム恵比寿
 

サッポロホールディングスさんの活動

ビールの力で被災地支援

恵比寿の企業と言えばサッポロさんですがサッポロホールディングスでも被災地への支援は

欠かさず活発に行っています。記憶に新しいのは毎年行われる恵比寿麦酒祭で販売する

生ビールの売上金から教育支援基金である「ハタチ基金」を通じて東日本大震災の被災地

における子ども達のための放課後学校「コラボ・スクール」を支援しているそうです。

その他にもたくさんの支援活動がサッポロさん側で行われています。

サッポロホールディングス
 

絆プロジェクト2030さんの活動

子供たちへの応援

東日本大震災により、両親・父もしくは母を亡くした子どもたちが1000名を越える

可能性があると言われる中、被災地の復興活動は進んでいるものの、被災したこどもたちの

心のケアが遅れている状況を目の当たりにし、「被災したこどもが未来に夢と希望を抱ける

環境づくりを支援するのは被災しなかった大人たちの責任」と考え、震災から2週間後の

3月25日に支援活動を開始したのが「絆プロジェクト2030」さんです。

サンタに扮して石巻や気仙沼を訪れたり、子供達と野菜を販売するこどもマルシェ24を

開催したり3年間欠かさずに様々な活動を行ってらっしゃるプロジェクトチームさんです。

絆プロジェクト2030

という事できっとまだまだ恵比寿の地で被災地の応援をしている方がたくさんいらっしゃると

思いますがご紹介できずに残念です。兎にも角にも復興支援は今後も続けていく必要があると

思います。恵比寿新聞もこういう形ですが今尚活動を続けてらっしゃる方に大きな大きなエールを

送りたいと思います。恵比寿の力で応援しましょう!!!

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