なんと恵比寿新聞に「ファッション部」が開講!?恵比寿から新しいファッションの風を

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突然ですが、この度、

恵比寿新聞ファッション部を
開講しました!

(ピコピコパフパフ〜〜!)

部長は、恵比寿新聞のねぎちゃんです。

 

みなさん、恵比寿で服って買いますか?

 

恵比寿の周りには渋谷、代官山、中目黒、と

イマドキお洒落さんが集まってくる街が広がっているのに、

恵比寿って・・・? なんかファッションの分野において

なんだかわびしいイメージ。

 

渋谷には、

10代20代のギャルもいれば、

西武百貨店御用達のダンディズムの紳士&マダム、

ファストファッションに身を包んだ子もいます。

 

代官山は代官山蔦屋を筆頭に、

ライフスタイルにもこだわれるショップが多くて、

爪にも気を使っている美人OLが

長い髪をかきあげ、

香水のいい香りを漂わせながら

コーヒー片手に買い物をしている

所謂、成功者オシャレ女子がいます。

 

中目黒は、古着屋やヴィンテージショップが

ところぜましと並んでいて、

夜は少しアンダーグラウンドな雰囲気になる。

無精ヒゲにニット帽、そして移動手段はピストのチャリだゼ!

大樽でレモンサワー飲むゼ!ドヤ!みたいな

シティーボーイが夜な夜なウロウロ。

 

じゃあ恵比寿は?

恵比寿のファッションとは????

会社が多いからスーツを着ている人口も多いけど、

私服の人も同じくらいいる。

アトレはあるけど、恵比寿のファッションの顔には

正直なれていない気がする。

 

てゆうか、恵比寿に

ファッションの流行って

あるのか?

 

ねぎちゃんこと、わたくしは、

実は生粋の服好きです。

 

物心ついた頃には原宿・表参道を筆頭に、

東京で点在している”ファッションの街”に通い詰め、

いろんなジャンルの服を着てきました。

 

けれど残念なことに

恵比寿で服を買ったことがありません。

そもそも恵比寿にある服屋を全然知らない。。

 

恵比寿にファッションのイメージは薄いし、
立地も素敵なところにあるのにもったいないなぁって。

恵比寿にも面白い服屋さんはきっとたくさんあるのに、

フォーカスされていなくて寂しいなぁって。

 

 

ということで、
恵比寿にも

ファッションの風を!!!

 

今時オシャレさんが

まずは中目黒でコーヒー買って〜

代官山で本買って〜

恵比寿で服買って〜

最後は渋谷で飲もう☆

みたいな現象を起こすべく!!!

恵比寿新聞 ファッション部を立ち上げました。

 

活動内容としては
恵比寿のファッションを

盛り上げよう

という部活です!!

((そのまんまか!!!))

 

ファッションと言っても、

ネイルでも、美容院でも、スポットでも、人でも、

あ〜なんかコレ、オシャレやなぁ〜、

っと思えるような事柄を

ノージャンルでズンズン取り上げていきます。

 

さぁここまで長々と話してきましたが、

本当にどこにどんなお店があるのか

全然知らないので足を使って探索してきました。

 

 

某日

まずは恵比寿西の方から。

 

いいお店って広い通りの奥に、ぽつっと隠れているイメージがあるので、

とりあえずしらみつぶしに明治通り周辺を歩いてみました。

 

テコテコ

テコテコ

 

この日は冬にもかかわらず、すごく暑かったので

無性に喉が渇いてきた。

タイミングよく現れる自販機。

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・・・ポチ。ガタン。ぐびぐび。

 

ん?あれ?なんか隣に小さく看板出てる・・。

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select shop
monster in my daydream

th_IMG_4493

早々に見つけちゃいました!!

セレクトショップです!

運がいいぞ私!!

 

イラストが可愛いし、女性もののショップかな。

 

いざ潜入。

 

キー。バタン。

いらっしゃいませー。

 

…ふむふむふむふむ。

 

まずここのお店の最初のイメージは、

モコモコ・馬・ニット・雑貨・

そして何より

 

物が多い!!!!!笑

ラックにぎっしり詰まった服

ラックにぎっしり詰まった服

あーなんか絶対なんか面白いネタ持ってそうだな〜。

 

恵比寿新聞

すみません。

あの私、恵比寿新聞というんですけれど・・・。

 

オーナーさん

えーー!!恵比寿新聞ってあの、恵比寿新聞さんですか?

 

恵比寿新聞

え、ご存知なんですね。

光栄です!(ぺこり)

 

オーナーさん

いつも読んでます!

恵比寿の美味しい店を探す時は、

いつも恵比寿新聞でリサーチしてから行きます。

 

恵比寿新聞

嬉しい〜ありがとうございます。

取材させてもらえないかなーと思って

お声がけしたんですが。

 

オーナーさん

エーーーー!!!!?????

本当ですか!!!???

夫にいつも、

恵比寿新聞さん取材してくれないかなーって

ぼやいてたんですよ!!

けど記事は飲食店が多いから、

服屋は無理かなーって話してたんです!

 

恵比寿新聞

この度 恵比寿新聞にファッション部を立ち上げまして。。

面白くて、オシャレ〜〜な服屋を探してたんです。

 

オーナーさん

そうなんだ〜嬉しい〜〜。

けど今、展示会周りの最中で、ものすごく忙しくて・・・。

 

恵比寿新聞

大丈夫です!待ちます!

落ち着いた頃にご連絡ください。

 

オーナーさん

わかりました。ありがとうございます!

 

 

後日

 

改めて

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select shop
monster in my daydream

 

ユニコーンの頭に、照明が帽子ですよ。

曲者の予感をばちばち感じる。。

 

個人経営の服屋さんでも

少なくて3〜4名のスタッフで回しているお店がほとんどの中、

オーナーさん改め、田島さんは

お一人でこのお店を開いているんだって。

なんでだろう。

 

恵比寿新聞

この間まで展示会に回っていたんですよね。

お店開きながら、展示会回るのって

大変じゃないですか?

 

田島さん

ものすごく大変です(笑)

うちは回る店舗も多いので。

けどいくら大変でも、バイトは入れないって決めてるんです。

バイトしたいっていう問い合わせもいただくんですけど、

全部断っちゃってます。

 

恵比寿新聞

ふむ。なにやら訳がありそうですね〜。

けど、どうしてお店を開こうと思ったんですか?

オーナーの田島さん

オーナーの田島さん

田島さん

うちを始める前は恵比寿南にある

セレクトショップで働いていました。

今はもう閉店してしまったんですが、

スタイリストの方が経営しているお店で。

オーナーは本職がスタイリストなので忙しくて、

代わりに私が買い付けや展示会に行ってたんです。

すごく楽しくてやりがいもあったけど、

徐々に自分好みの服を置いて、

自分好みの空間作りをしたいと思うようになりました。

 

恵比寿新聞

任されているとはいえ、オーナーさんのお店ですもんね。

自分の色を出したくても出せない葛藤というか。

 

田島さん

そうそう。お店で流す音楽も自分が選んだものをかけたかった。

音楽ってお店のイメージを作る大切なものだから。

バイトを雇わないのもそれが理由です。

私の店だから、私だけで作り上げたいっていうか。

海外に行った時に購入した雑貨たち

——そして店を出す決意が固まり、

某年5月に辞めようと決意。

そして翌年3月に同ショップをオープンさせた。

1年未満で夢を達成させたってことね。。すごいスピード感じゃないか。。

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田島さん

私、本当はダラけ癖が強くて(笑)

だから短いスパンでお店決めないと、

ずるずるといつまでも話が進んでいかないと確信していました。

だから血反吐吐きながら一気に詰め込んで頑張りました。

 

恵比寿新聞

物件は決めないといけない、

始めるためにはそこで売る服も仕入れないといけない。

細かい話だと机や照明、ハンガーとかもですよね。

そのスタイリストさんのお店は、

辞めると決めてからすぐ退職してたんですか?

 

田島さん

いえ。

自分のお店の事も進めながら、同時進行で働いていました。

展示会も回り、店舗にも立ち、

自分の物件も探す、店用の服や備品も買う。。

本当大変でした。

 

恵比寿新聞

本当に血反吐ものですね。

 

田島さん

まだ物件決まってないのに、服や備品買ってましたから、

どんどん増えて行く商品を見ながら

決まらなかったらどうしようって

毎日心配で仕方がありませんでした。

結局決まったのは翌年の1月だったんですけど。

自宅の床が抜ける前に決まって良かったなぁ〜って。笑

占い師の言うこと信じて頑張った甲斐がありましたよ。

 

木がモチーフのアクセサリーかけ。胴でできているので凄く重い。。

木がモチーフのアクセサリーかけ。銅でできているので、凄く重い。。

 

恵比寿新聞

う、占い師・・・?

 

——友人によく当たるの占いの先生がいるから行きなよ!

とパワープッシュされ、

某占い処で今後のことを占ってもらったそう。

「11月○○日以降に探しなさい。

なかなか出てこないだろうけど、

頑張って探せば年初めには見つかるよ。」

との助言を受け、そしてその通りになった。

 

占い師、恐るべし・・・。

 

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恵比寿新聞

物件は、恵比寿で探してたんですか?

お店の雰囲気はなんとなく原宿っぽいなぁって

思ってたんですけど。

 

田島さん

そうですね。

渋谷・原宿・中目も捨てがたかったけど、

家賃がたっかいんですよ…。

もちろん恵比寿も負けず劣らず高いですけどね。

けど恵比寿は家までの帰り道だったし、

恵比寿を有力候補にして探してました。

 

——そしてもう恵比寿の不動産を

廻り尽くし、心も折れそうになっていた頃、

 

現店舗となる建物の空き情報の張り紙を見つける。

 

運命を変える自販機

田島さん

夜、フラフラといいところないかなぁって歩いていた時に

たまたま表の自販機でジュース買ったんですね。

そしたら空き賃貸の張り紙に気づきました。

一か八かで後日連絡して、内見して。。

その時、外にある自販機は動かせないから、

あんまりお店は目立たないかもよ。

と言われました。

けど私も目立ってやる気はないし、

自販機のおかげで家賃もなんと安くなってて!

テンション上がりましたよ、もう!

スペースも広すぎず狭すぎずベスト。

なぜかドアも2つあったり、

壁の色も2トーンだったり、なんか変で。笑

面白くてなんか可愛くて、即決で決めました。

 

恵比寿新聞

あ!ほんとだ!

ドア二つありますね!

出入り口の他によく見るともう一つドアが。確かに壁も水色と白の2色。

出入り口の他に、よーく見るともう一つドアが。壁も水色と白の2色。

 

恵比寿新聞

って、え、?

自販機って。。

表に4つならんでる自販機ですよね?

 

田島さん

そーです。

 

恵比寿新聞

このお店に気づいたのは、

私もそこの自販機で飲み物買ったからなんですよ!笑

 

田島さん

えーそうだったんですか!笑

もしかしたら自販機きっかけの

お客様も多いかもしれないですね。

自販機さまさまです。。。

自販機がうちの運命を握っているのかもしれない。

運命の自販機

運命の自販機

 

 

人と一緒はイヤだった

恵比寿新聞

けど本当、お店の雰囲気しかり、

服のセレクトが可愛いですよね。

女ゴコロがくすぐられるというか。

動物モチーフのものや雑貨も多くて

子ども好きそう。

いつから服が好きだったんですか?

ピアスやブローチ、ネックレスなど、一点物。

ピアスやブローチ、ネックレスなど、一点物が多い

田島さん

目覚めたのは高校生の時ですかねぇ。

当時、制服にラルフローレンのポロシャツを合わせるのが流行っていて。

ソックスもルーズソックスだったり。

けど私は周りと一緒が嫌で、フレッドペリーのポロシャツに、

ラバーソールの靴を履いてました(笑)

 

恵比寿新聞

あ〜わかります。。

私も友達はミニスカートに紺ソックスを合わせてたけど、

私は膝下丈で黒タイツか半端丈の白ソックス履いてました。

スケバン風、みたいな。笑

髪型もみんなロングだったけど

それに反発してベリーショート(笑)

 

田島さん

私もベリーショートでしたよ!

やっぱりファッション好きは同じ道を歩むのかなぁ。笑

 

恵比寿新聞

ちなみに友人関係はどうでしたか?

私は土日になると原宿をぶらついて、

そこで同じ志の友達を作って遊んでました。

 

田島さん

わーー私も同じですよ!

バンドの友達とよくラフォーレ原宿に行ってました。

その友達も、制服のスカートの代わりに

ズボン履いちゃうタイプの面白い子で。

今はそんなの普通でしょうけど、当時はそんな子いなかった。

ラフォーレ前でスナップ待ちをしたりもしました(笑)

 

恵比寿新聞

私は表参道のローソン前がスナップの聖地!

 

田島さん

世代が少しずれていても、

やることは変わらないんですね〜〜。

今の子たちもきっと同じなんでしょうね。

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やっぱり接客がしたい

恵比寿新聞

高校卒業後は、服飾の専門学校ですか?

 

田島さん

全く。親に反対させて大学に行きました。

一応被服科でしたけど、

縫製の方ではなく素材の研究をしていました。

 

恵比寿新聞

レーヨン・ポリエステル…とか

服についてるタグ的な、そうゆうやつですか?
田島さん

そうです。

あとは大学では衣料管理士と販売士の資格も取りました。

 

恵比寿新聞

そんな資格あるんですね。

 

——大学4年生の時に、

バーニーズニューヨーク

バイトをはじめた田島さんはアパレル業の楽しさに衝撃を受けた。

しかし、アルバイトから正社員への移行の

制度がなく、一旦夢が砕ける。

大学卒業後は浅草橋にある問屋さんで働き出した。

ランジェリーやパジャマを扱う営業部署で、

接客をするも、お客は年配者ばかり。

全然楽しくなかったという。

 

田島さん

けど何年か経ったら仕入れの部署に移動になりました。

そこは楽しかったです。

けどそこで才能が開花してしまったみたいで。笑

すごく頼りにされてたんですけど、

雰囲気的に辞められなくなりそうだったんで

スパッと辞めちゃいました。

やっぱり接客をしたくなって。

 

恵比寿新聞

辞めた理由が格好良すぎますよ!笑

 

田島さん

今思えばイキってますよね〜〜笑

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——お店で取り扱っているブランドは、

ほぼドメスティック*だという。

※国内発のブランドのこと

 

靴下だけで3ブランド、

アクセサリーも入れたら合計30ブランドを

店頭に揃えている。

もの商品が多いわけだ!笑

そしてドメスティックにこだわる訳とは?

「黒タイツ履いている女の子は勿体無い!カラーこんなに可愛いのに…」

「黒タイツ履いている女の子は勿体無い!カラータイツこんなに可愛いのに…」by田島オーナー

 

10人中1人の心に刺さる店

恵比寿新聞

今、タイをはじめとしたアジアのブランドに

勢いがあると言われている中で、

海外のものを扱わない理由って

何かあるんですか?

 

田島さん

そうですねぇ。。

どこの店にも見ないような、

影に隠れたブランドを扱いたいっていうのはあります。

それを見つけた時、私自身すごく高揚するし嬉しいから

その気持ちをお客さんにも味わってほしい。

いい服を見つけて出してほしい。

それがうちの店であったらいいなって思います。

うちでしか買えない服を置きたい。

マフラーに見えて実はスカート

マフラーに見えて実はスカート

恵比寿新聞

なるほど。。

確かに、田島さんが言うように

万人受けするお店ではないかもしれないですね。

こうゆう「カワイイ」が好きな人が大絶賛するのは

目に浮かびますが。

 

田島さん

そうそう。

私と同じ趣味の人に向けてお店を開いています。

10人いたら、その内の1人が好きだ!

って言ってくれれば、それでいいんです。

 

けどファンシー好きは誰もが知っているkeisuke kandaもありますよ

けど、ファンシー好きは誰もが知っているkeisuke kandaもあります

 

恵比寿新聞

その限定的な所が魅力なんだなぁと思いました。

お店もそうですけど、

田島さんのファンも多そうですね。

限定的だからこそ、顧客が近いところにいるというか。

 

田島さん

ファン。笑

けどお茶菓子を持って遊びに来てくれる子もいますね。

2時間くらい恋愛相談に乗ったり。。

話し足りなかったらそのあと飲みにも行きます。

 

恵比寿新聞

えーすごい素敵ですねそれ!

 

田島さん

私に会いに…というか話に来てくれている人も

中にはいるので、バイトを雇っちゃうと

私が休んでいた時に会えないから…

わざわざ来てくれたのに私がいないっていうのは

申し訳なくて。

お客さん目線で言ったら

いつも空いているお店の方がいいのかも

しれないけど。笑

 

恵比寿新聞

んーけど確かに私もそうゆう経験ありますよ。

あのお店の○○さんに会いに行ったけど

その日は別の人が当番で、

目当ての人がお休みだったこと。

なんとなく、少し、しょげるんですよね。

 

田島さん

でしょ?
だから、毎週日曜日は休みで、

あとは不定休です。

休む時はブログで事前に告知してます。

 

恵比寿新聞

じゃあ私が次ここ、お邪魔する時は

ブログ読んでから来ます!!!

 

田島さん

新着商品も載せているので

ぜひ見てください!^^

 

 

monster in my daydream

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