恵比寿唯一の駄菓子屋「きりんちゃんのだがしや」

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東京都に駄菓子屋さんっていくつあるかご存知ですか?

なんと現在都内には約40件。少なくなっているそうです。

今や少子化の影響で風前のともしびと化している業態です。

1980年代以前には恵比寿にもたくさんの駄菓子屋さんが有ったそうですが

今は老舗として営まれている駄菓子屋さんはないそうです。

そんな昔の良さを今の子供たちや懐かしむ大人たちに楽しんでもらいたいと

10年前に店主の二見さんが「きりんちゃんのだがしや」をOPEN。

二見さん
実は学生時代から既に駄菓子屋をやりたいって構想が自分の中であって
あの懐かしい駄菓子屋の思い出を消したくないという気持ちひとつで
この「きりんちゃん」を始めました。お昼は女性客・OLさんなどが
懐かしんでお菓子を買いに来てくれるほか15時以降はこの付近の
子供たちが駄菓子を買いに来てくれています。

お店の場所は渋谷橋交差点を明治通り沿いに広尾に向かった

左にあるビルの1階にあります。一風堂の手前です。

店内は懐かしい駄菓子がたくさん。

それでは内部に潜入してみましょう。

まずは店内。所狭しと駄菓子が置かれています。

ソーダ餅なつかしー。よくこれを友達と分けて食べたもんです。

あーこれも懐かしいー!!!

ようかいけむり

実はこのシリーズ縦バージョンと横バージョンがあるんですよ。

よくでる!

ってところが「おばけがでる」と「けむりがでる」の「でる」にかかってるんですね。

最近きりんちゃんの人気商品は

ブタメン

腹持ちが良いし安いし。今も昔も「空腹を満たす」のは変わらないんですね。

チョコバット

実はチョコバットの歴史は非常に長く昭和39年から製造が開始されている

歴史の古いチョコレート菓子なんです。詳しくは「三立製菓チョコバットクラブ」へ。

貴方の時代のチョコバットが見られますよ!

ロングフルーツマンボ(通称マンボ)

こちらの駄菓子も歴史が古く昭和30年代に発売した時代、

笠置シズ子のマンボが流行していたのが名前の由来だそうです。

程よい酸味の利いたラムネ(コーンスターチ)が郷愁を誘いますね。

梅ジャム

この梅ジャムには有名な話があります。

すべての梅ジャムの制作工程は梅の花本舗の高林さんが一人で

作ってらっしゃるというから驚きです。

荒川の梅の花本舗の梅ジャム制作工程

どんどん焼き ソース味

あー懐かしい~

あれ?

あれ?

あれ?あれ?

パイオツ カイデーですか(笑)

謎の巨乳ちゃんが出てきたところで

ボンタン飴

実はこの「ボンタン飴」大正15年から生産されている

水飴・砂糖・麦芽糖・もち米が主原料日本のお菓子。

練り上げた餅に九州特産の「文旦」や「うんしゅうみかん」のエキスが練り込まれている。

なめんなよ

知ってる人はアラフォー確定ですね(笑)

ご存知「なめんなよ」。きっと今の猫ファンの多い時代に再びブレイクするかも

しれないこのコンテンツ。発祥はやはり「駄菓子屋」

そういった今の文化が形成されている根源には幼少の頃懐かしい思い出の場所でもある

駄菓子屋があったからこそ。ところで気になったのですが

この恵比寿の駄菓子屋「きりんちゃんのだがしや」何故「きりんちゃん」なのか?

店主 二見さん

首を長ーくしてお待ちしています

御後がよろしいようで。

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きりんちゃんのだがしや
住所 東京都渋谷区広尾1-3-16 T&Tビル1F
営業時間
平日 月曜日~土曜日 11:00~18:00
日曜 祝日 10:00~17:00
定休日 第一第三日曜日
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