【今と昔】恵比寿駅東口の屋台おゆきさん

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恵比寿東口の石畳の取材を進めているうちにいつもぶち当たる話題がある。

「恵比寿東口の名物屋台 由紀子」である。

ご存知の方は少ないと思うのですが古くから住む方に東口取材を進めると

「君、東口の由紀子へは行った事ことあるかい?」と聞かれることしばしば。

記者は行ったことがありません。とてもユニークな女将さんが切り盛りされていた

そうで数々の伝説を残している屋台で現在活躍する著名な方々も足しげく

通ってらっしゃったような人間交差点的屋台だったそうです。

調査を進めると残念ながら女将さんの「おゆきさん」は1999年に交通事故で

この世を去っていることが分かった。

「おゆきさんなら石畳の件知ってると思うけどもう死んじゃったからなー」

石畳の謎も解明する必要もあるが古き良き恵比寿のアーカイブを残す事も

恵比寿新聞の使命。もしかしてそこに答えがあるのかもしれない。

きっと知りたい方、懐かしい方もいらっしゃると思うので

恵比寿東口 屋台 由紀子の取材も引き続き行います。

まず取材するにあたり由紀子の常連さんにお話を伺う機会に恵まれました。

80年代から霞町「クーリーズ・クリーク」、代官山「スワミ」、

青山「カイ」、三田「アダン」と、常に時代を象徴するバー、レストランを手がけて来た

川内一作さんに取材する事が決定しています。当時の面白話や恵比寿に関する貴重な話が

聞けると思います。お楽しみに。

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